インターナショナルスクール · デイスクール(通学制) · 一貫校(K-12)

東京横浜独逸学園
Deutsche Schule Tokyo Yokohama
東京, 日本
最終更新: 2026/05/01
Deutsche Schule Tokyo Yokohama(DSTY)は、1904年に横浜で創立された日本最古のドイツ人インターナショナルスクールで、幼稚園から12年生までの一貫したドイツ式カリキュラムを単一キャンパスで提供しています。約20か国から集まる約510名の生徒が在籍し、すべての授業はドイツ語で行われ、DSTYの卒業生はドイツ国際アビトゥア(Deutsches Internationales Abitur)の取得を目指します。同校はドイツ文化省会議(KMK)より、名誉ある「Exzellente Deutsche Auslandsschule」の認定を受けています。DSTYは厳格な学業水準と多文化的なコミュニティを兼ね備えており、東京・横浜圏を中心に、主にドイツ、スイス、オーストリア、そして日本の家庭から生徒を受け入れています。
- カリキュラム
- ドイツ式
- 年間授業料
- ¥1,650,000 - ¥1,900,000(2025-2026年度)
- 生徒数
- ~510
- 国籍数
- 20+
概要
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaは、日本の東京にある3歳から18歳までを対象としたドイツ・カリキュラムのインターナショナルスクールです。1904年に設立され、20以上の国籍からなる約510名の生徒が在籍しています。授業言語はドイツ語です。年間授業料は¥1,650,000です。
概要ハイライト
日本国内で唯一のドイツ・アビトゥア資格 —— ドイツ国際アビトゥア(DIAP)を提供する唯一の学校であり、卒業生はドイツの大学へ直接進学できる資格を取得できます
ドイツ語イマージョン教育 —— 授業はすべてドイツ語で行われ、入学時に英語や日本語の能力は問われません。英語は2年生から開始します
出願は随時受付、ただし早めの準備が重要 —— 明確な出願締切はありませんが、人気の学年はすぐに定員に達しウェイティングリストが発生するため、12〜24か月前の出願が推奨されます
ドイツ語力が必須 —— 入学時に年齢に応じたドイツ語力のテストが行われます。幼稚園段階では基本的なドイツ語力が求められ、上級学年では以前にドイツ語での就学経験が必要です
ドイツ語を話すご家庭に最適 —— ドイツの大学への進学ルートを目指し、アビトゥア取得までドイツ語での教育に取り組む意思のあるご家庭に向いています
学費
年間授業料
¥1,650,000 - ¥1,900,000(2025-2026年度)
出願料
¥75,000
デポジット
¥650,000
初年度概算総額
¥2,515,000
奨学金・学費支援
1財団による経済的支援(ソーシャル・スカラーシップ)
経済的支援カリキュラムと教育
授業言語
授業言語
必修 / 選択
提供科目
6 科目ドイツ式(6)
進学実績
100%
卒業率
入学案内
入学概要
DSTYへの入学には、通常ドイツ語による授業を行う学校への在籍経験と、十分なドイツ語能力が求められます。ドイツ語能力については、学校で実施される言語評価によって判定されます。入学願書の提出期限は特に定められておらず、一年を通じて随時受け付けています。定員に達した場合にウェイティングリストを設けるのは、幼稚園部門のみです。授業はすべてドイツ語で行われるため、英語力に関する特別な要件はありません。
入学要件
幼稚園
英語要件: 英語要件なし
面接必須 (対面)
出願料: 75,000
初等部(Grundschule、1~4年生), 中等部(5〜12学年)
英語要件: 英語要件なし
面接必須 (対面)
出願料: 75,000
重要日程
2025/26学年度の開始日(Erster Schultag SJ 2025/26)。
2025/26学年度末。
2026/27学年度の初日(Erster Schultag SJ 2026/27)。
学校生活
- 学期制
- 3学期制
- 制服
- なし
- 昼食
- canteen
サポート・ウェルビーイング
- 学習支援
- あり
課外活動
17 件チームスポーツ(3)
個人スポーツ(2)
音楽(2)
演劇(1)
学術クラブ(2)
STEM(1)
ビジュアルアート(1)
語学・文化(1)
奉仕・リーダーシップ(1)
対象学年: 中高等部
学校独自の活動(3)
対象学年: 中高等部
施設
21 件スポーツ・体育施設(6)
学習施設(2)
芸術・パフォーマンス(2)
テクノロジー(1)
屋外施設(1)
食堂・カフェテリア(1)
ウェルビーイング(1)
学校独自の施設(7)
アクセス
交通アクセス
仲町台駅(横浜市営地下鉄)
Deutsche Schule Tokyo Yokohama – メインキャンパス
徒歩 10 分
スクールバス
DSTYは、東京・横浜エリア一帯をカバーする複数のルートでスクールバスを運行しています。バスはリアルタイム追跡システム(Buscatch)で管理されており、保護者は到着時刻や遅延状況を確認することができます。運行は平日の朝と午後に行われます。
対応エリア: 東京・横浜都市圏全域(複数のアクセスルートあり)
送迎費用: ¥380,000
公共交通機関
最寄りの公共交通機関は横浜市営地下鉄ブルーラインの中町台駅で、学校から徒歩約10分です。
対応エリア: 横浜市営地下鉄ブルーライン(中町台駅経由)
キャンパス
メインキャンパス
Deutsche Schule Tokyo Yokohama – メインキャンパス
〒224-0037 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎南2-4-1
Schoozy インサイト
日本におけるドイツ式教育120年以上の歴史:DSTYが誇る驚くべき復元力
1904年に日本初のドイツ人学校として設立されたDSTYは、地震や世界大戦、火災を乗り越え、東アジアで最も歴史あるドイツ海外学校となりました。
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明治期の横浜に生まれた学校
Deutsche Schule Tokyo Yokohama(DSTY)は、日本における国際教育の歴史の中でも実に特筆すべき地位を占めています。1904年9月20日、横浜の借家で設立された当初、生徒はわずか9名、国籍は3か国のみという小規模な始まりでしたが、これが東アジアに現存する最古のドイツ人学校へと発展していくことになります。
創設当初は、明治期日本の活力と、開港場・横浜におけるドイツ商業界の成長を背景に発展しました。学校は着実に規模を拡大していきましたが、その後幾度もの大火に見舞われ、さらに1923年の関東大震災では横浜・東京の広範囲が壊滅的な被害を受けました。しかし、そのたびに学校コミュニティは再建を果たしてきました。
二度の世界大戦と再生
二度の世界大戦は、学校の存続そのものを脅かす危機となりました。第二次世界大戦中は、ドイツ人が抑留の対象となり、連合国軍の占領によって日本社会が大きく変容する中で、学校は全面的な閉鎖を余儀なくされました。それでも学校コミュニティは存続を諦めず、終戦からわずか8年後の1953年12月1日、生徒わずか17名で正式に再開されました。
その後の回復は迅速でした。1960年には最初のアビトゥア(Abitur)修了生を輩出し、これは学校が完全な学業活動へと復帰したことを示す大きな節目となりました。そして日本が高度経済成長を遂げる中で、在籍者数も大きく増加していきました。
現代キャンパスの時代
1991年、DSTYは神奈川県横浜市都筑区に新設された近代的なキャンパスへと移転し、当時の生徒数は約450名でした。このキャンパスは2010年頃にさらに近代化され、幼稚園(Kindergarten)からGrade 12までを一つの統一された敷地内で、現代的な設備とともに受け入れる体制が整いました。
また、2011年の東日本大震災も乗り越え、100年以上にわたって学校を特徴づけてきたレジリエンス(回復力)を改めて示しました。
卓越性の証
現在、DSTYはドイツ文部大臣常設会議(KMK)が授与する権威ある「Gütesiegel Exzellente Deutsche Auslandsschule」(優秀ドイツ人学校品質認証)を取得しています。この認証により、DSTYは世界中のドイツ人学校の中でも最も卓越した学校の一つに数えられています。
現在、約20か国から集まる約510名の生徒が在籍するDSTYは、ドイツ語圏からの駐在員家庭を主な対象としながらも、日本人家庭やその他の国際的な家庭にも門戸を開いており、1904年以来続くドイツの教育伝統を、途切れることなく日本において受け継いでいます。
世界に通用する自分になる、共に成長する:DSTYの教育理念
DSTYの理念は、「グローバルに独自であること」「共に成長すること」「共通の価値観を実践すること」という3つの柱を基盤としており、それらを継続的な教育の質の向上への取り組みが支えています。
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3つの指導理念
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの教育理念の中核には、公式のLeitbild(学校指針)に掲げられた3つの基本原則があります。
- Weltweit einzigartig(世界に類なき存在)
- Zusammen wachsen(共に成長する)
- Gemeinsam Werte leben(価値観を共に生きる)
これらの理念は、同校が置かれた特別な立場——日本の中心地でドイツのカリキュラムを完全な形で提供し、多文化コミュニティに応えながらも、海外におけるドイツ教育としての厳格さとアイデンティティを維持している——という自覚を反映しています。
継続的な教育的卓越性
公式の戦略ページに記されている同校の戦略的ビジョンは明確です。'Unser Anspruch sind durchgängige pädagogische Exzellenz und kontinuierliche Innovation'(「私たちが目指すのは、継続的な教育的卓越性と絶え間ない革新です」)。これは単なる理想を語る言葉ではありません。DSTYはこのビジョンを、持続的に高い水準を示す海外ドイツ人学校に授与されるKMK(各州文部大臣会議)の「Exzellente Deutsche Auslandsschule(卓越したドイツ人学校)」品質認証によって裏付けています。
多言語・多文化の環境
授業言語はドイツ語のみですが、DSTYは自校が置かれている多言語的な環境を明確に大切にしています。日本語は母語話者向けと外国語としての両方のコースが用意されており、英語は中等部以降で必修科目となっています。また、フランス語とラテン語は上級学年で選択科目として履修可能です。これは「Gemeinsam Werte leben」の理念を体現するものであり、生徒たちはドイツの学業課程を歩みながらも、日本の言語と文化に積極的に触れることが期待されています。
コミュニティと生徒支援への配慮
「Zusammen wachsen」(共に成長する)という理念は、しっかりとした生徒支援・社会的サポート体制として実際に具現化されています。専任のVertrauenslehrer(信頼できる相談担当教員)、Schulsozialarbeit(スクールソーシャルワーク)、そしてFörderbereich(学習支援部門)などがその例です。さらに同校では、Prävention und Beratung(予防・相談)プログラムも設けられており、学業面にとどまらない、生徒の心身の健やかな成長を支える包括的な取り組みが行われています。
ドイツ流の学業的厳格さと、真のコミュニティ意識、そして国際的な視野を融合させたこの理念は、海外にいながらもドイツ語での教育の継続を望み、なおかつ文化的・言語的アイデンティティを損ないたくないと考えるドイツ語圏の家庭にとって、DSTYが選ばれる大きな理由となっています。
日本におけるドイツ・アビトゥーア:DSTYにおける学業水準と進路
DSTYでは、ドイツの国家カリキュラムをそのままドイツ語で全て履修し、国際的に認められたDeutsches Internationales Abiturの取得へとつながります。卒業生の100%が高等教育機関へ進学しています。
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ドイツの教育課程(Lehrplan)
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaでは、幼稚園(Kindergarten)から12年生(Klasse 12)まで、途切れることのない一貫した教育を、すべてドイツ語で提供しています。カリキュラムはドイツの国家教育課程(Lehrplan)に完全準拠しています。これは意図的な選択であり、IBやA-Levelといった国際的な教育枠組みに合わせるのではなく、DSTYはドイツ本国の学校と同水準の、本場のドイツ式教育基準を維持しています。
Deutsches Internationales Abitur(ドイツ国際アビトゥーア)
DSTYの学業プログラムの頂点に位置するのが、Deutsches Internationales Abitur(DIA、ドイツ国際アビトゥーア)です。この資格はドイツ国内の大学に認められているだけでなく、同等性協定を通じて世界中の大学からも認められています。上級中等課程(Oberstufe)を修了することで取得でき、A-LevelやIBディプロマに相当するドイツの資格です。
アビトゥーア取得前にも、中間資格を取得することが可能です。前期中等課程修了時にはHauptschulabschluss(ハウプトシューレ修了資格)およびRealschulabschluss(レアルシューレ修了資格)が用意されており、複数の学習段階で公的に認められた資格を得ることができます。
評価方法と進級
評価はドイツの慣習に従い、定期的な筆記試験(Klausuren)、口頭発表、正式な試験によって行われます。本校はIB、IGCSE、A-Level、SAT、ACTのいずれのコースも提供しておらず、純粋なドイツ教育課程のみの学校です。成績はドイツの評価スケール(1~6、1が最高評価)で報告されます。
本校の高等教育進学率は100%であり、卒業生はドイツ、日本、そして世界各国の大学へ進学しています。
学習言語
授業はすべてドイツ語で行われますが、DSTYにおける言語教育の幅広さは特筆に値します。
- 英語:中等部から必修
- 日本語:母語話者向けおよび外国語としての選択が可能
- フランス語:上級学年での選択科目
- ラテン語:上級学年での選択科目
この多言語教育により学業経験がより豊かなものとなり、卒業生は国際的な大学進学やその後の職業人生においても十分な備えを身につけることができます。
クラス規模と生徒対教員比率
DSTYには約510名の生徒と約70名の教員が在籍しており、生徒対教員比率は約7.6対1、平均クラス規模は約17名です。これにより、一人ひとりに行き届いた指導が可能となり、本校の生徒支援方針に沿った、きめ細やかな学習環境が実現しています。
DSTYの入学審査:ドイツ語力が最重要基準
DSTYへの入学には、ドイツ語での就学歴と語学力審査が必要です。出願は年間を通して随時受け付けており、決まった締め切りはありませんが、幼稚部(Kindergarten)のみ通常キャンセル待ちが発生します。
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ドイツ語力を基盤とする入学基準
東京・横浜の多くのインターナショナルスクールでは英語力が入学の主な条件となっていますが、Deutsche Schule Tokyo Yokohamaではドイツ語力 が決定的な基準となります。これは同校の根本的なアイデンティティを反映したものであり、すべての授業がドイツ語で行われるため、生徒は入学初日から授業内容を理解し参加できる必要があります。
同校の公式入学案内によると、入学にあたっては原則としてドイツ語で授業を行う学校への在籍経験が前提とされています。そうした学校に通った経験がなくても十分なドイツ語力を持つ生徒については、DSTYにおいて現地でドイツ語力を測る言語アセスメント(Sprachstandserhebung)が実施され、入学準備が整っているかどうかが評価されます。
幼稚園部門とスクール部門の違い
求められる条件は年齢層によって多少異なります。
- 幼稚園(3〜6歳):より柔軟な対応がなされ、基本的なドイツ語力があれば十分です。幼稚園の温かみのある環境の中で、さらに語学力を伸ばしていくことが期待されます。
- 初等・中等教育(Grade 1〜12):カリキュラムに効果的についていくため、より高いドイツ語力が求められます。
通年での出願受付
DSTYの入学プロセスの特徴の一つは、その柔軟性にあります。出願締切が固定されていない ため、年度途中を含め、いつでも出願することが可能です。これは、企業の異動時期に合わせてさまざまなタイミングで来日する駐在員家庭にとって、特に便利な仕組みといえます。年1回の入学サイクルのみを設けている多くのインターナショナルスクールとは、この点で大きく異なります。
キャンセル待ちについて
DSTYでは基本的に、定員に余裕がある限り条件を満たす生徒を受け入れています。キャンセル待ちが通常発生するのは幼稚園部門のみ で、これは全ての枠が埋まった場合に生じます。スクール部門(初等・中等教育)については、学年によって多少変動はあるものの、概して空きがある状態です。
英語力は不要
すべての授業がドイツ語で行われるため、入学に際して英語力は求められません。そのため、子どものの英語力に関わらず、ドイツ語を話す家庭にとってDSTYは利用しやすい選択肢となっています。特に、ドイツ語圏の国から直接日本へ移住してくる家庭にとっては、大きな利点となるでしょう。
横浜の多文化的なドイツ語コミュニティ
DSTYには約20の国籍からなる約510人の生徒が在籍しており、ドイツ語を共通言語とする結束の強いコミュニティを形成しています。駐在家庭と現地家庭が、共通の言語や文化、そして充実した課外活動プログラムを通じて交流しています。
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DSTYに通うのはどんな生徒たちか
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaには、約20カ国の国籍を持つ生徒が集まっており、ドイツ、スイス、オーストリア、そして日本の家庭がコミュニティの中核を形成しています。生徒の約60%は日本人で(バイリンガル家庭出身者やドイツ語圏からの帰国生が多く含まれます)、残りの40%はドイツ語圏をはじめとする国々からの海外赴任家庭の子どもたちです。
このような人口構成は、東京・横浜圏の他のインターナショナルスクールとは一線を画すものです。一般的なインターナショナルスクールでは生徒の入れ替わりが多く、英語が主要言語となる傾向がありますが、DSTYではドイツ語がコミュニティ共通の言語として機能しており、多様な国籍background背景を持つ家庭同士を、共通の教育的・文化的枠組みでしっかりと結びつけています。
課外活動
DSTYでは163を超えるArbeitsgemeinschaften(AG、活動グループ)が用意されているとされ、学校の規模を考えると非常に充実した課外活動プログラムを誇っています。活動内容は以下のように多岐にわたります。
- スポーツ:サッカー、バレーボール、バスケットボール、水泳、ラグビー、テニス、卓球、陸上競技、バドミントン、体操
- 音楽・芸術:合唱、オーケストラ/管楽アンサンブル、ギター/バンド、演劇、ダンス、美術、写真、陶芸
- アカデミック:模擬国連、サイエンスクラブ、数学クラブ、コーディング/コンピューター、天文学、ロボット工学、ビジネス・起業
- 語学:ドイツ語演劇・朗読、英語ディベート、日本語スピーチ、ラテン語学習
- コミュニティ・社会貢献:生徒会(Schülermitverwaltung)、ボランティア活動、国際交流クラブ、環境クラブ、新入生サポートグループ(Starthilfegruppe)
- テクノロジー:3Dプリンティング、映像制作、学校新聞、プログラミング講座
特に注目すべきは、新入生を支援するStarthilfegruppe(新入生サポートグループ)です。多くの家庭が東京についての事前知識をほとんど持たないまま来日する現状をDSTYがしっかりと理解していることの表れであり、在校生が新入生の生活の立ち上げを積極的にサポートしています。
心のケアとウェルビーイング支援
DSTYのコミュニティ精神は、充実したサポート体制によっても支えられています。Vertrauenslehrer(信頼できる教師によるカウンセリング担当)、Schulsozialarbeit(スクールソーシャルワーク)、Schulpsychologie(スクールカウンセリング)といった支援がすべて用意されています。また、生徒のウェルビーイングに積極的に対応するための専門プログラム(Prävention und Beratung、予防・相談プログラム)も設けられています。
横浜に新しく来た家庭にとって、こうしたコミュニティ重視の姿勢と、ドイツ語という共通言語による結びつきが相まって、日本での海外生活の移行をスムーズにする、支え合いに満ちた環境が生まれています。
入学審査を徹底解説
DSTYでは、競争的な試験ではなくドイツ語の習熟度に基づいて、年間を通じて入学を受け付けています。人気のある学年はすぐに定員に達し、キャンセル待ちとなることが多いため、早めに出願することが重要です。
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出願プロセス
Deutsche Schule Tokyo Yokohama(DSTY)は、競争よりも「適性」を重視した、関係性を大切にする入学選考を行っています。プロセスはまず、学校の公式オンライン問い合わせフォームを通じてご家庭が関心を伝えるところから、インフォーマルな形で始まります。学校担当者が対応し、次のステップ(通常はキャンパスツアーや説明会の案内)を案内します。
学校側は、正式な出願の前に個別訪問と説明会への参加を強く推奨 しています。これにより、ご家庭はドイツ語による教育課程について理解を深め、お子様一人ひとりのニーズがDSTYの教育モデルに合っているかどうかを見極めることができます。海外のドイツ人学校に初めて触れるご家庭にとって、この相談段階は特に重要な意味を持ちます。
最初の問い合わせの後、保護者は校長または各部門のコーディネーターとの入学面談を予約します。幼稚園への出願の場合、この面談にお子様を同伴することが推奨されています。この相談の中で、学校側は必要な入学書類(家族登録フォームや生徒個人ごとのアンケートを含む)一式を提供、またはダウンロード方法を案内します。学校の言語方針を反映し、すべての書類はドイツ語で作成されています。
スケジュールと締め切り
多くのインターナショナルスクールとは異なり、DSTYには厳格な年間出願締め切りは設けられていません。出願と入学は年間を通じていつでも可能で、空きがある場合は年度途中の入学も認められています。
ただし、この柔軟性には重要な注意点があります。特に幼稚園と1年生では、需要が供給を大きく上回っています。ある学年が定員に達すると、DSTYはウェイティングリストを作成し、空きが出次第ご家庭に連絡します。学校側は「できるだけ早く」出願することを明確に推奨しており、これにより入学の可能性を最大限に高めることができます。
実際には、人気の高い学年への入学を希望する多くのご家庭が、1〜2年前から出願を行っています。明確な出願締め切りは存在しないものの、特定の学年での入学を目指すご家庭にとっては、早めの戦略的な計画が不可欠です。
必要書類と評価
必要書類
出願書類一式には、以下が含まれます。
- 家族登録フォーム(ドイツ語)
- お子様ごとの個人アンケート
- 健康・発達カード(個人が特定されない形式の医療情報を含む)
- 在籍していた学校の成績表 や成績証明書
- 関連する医療書類(該当する場合)
すべての書類はドイツ語で作成する必要があり、これ自体がご家庭の準備状況を測る最初の指標としての役割も果たしています。
語学力評価
ドイツ語力はDSTYの入学選考における中心的な要素です。求められる要件は入学する学年によって異なります。
幼稚園: 出願者はトイレトレーニングが完了しており、着替えや食事を自分でできること、そして基本的なドイツ語力を有していることが求められます。これらの発達面・言語面のマイルストーンは、入学面談の際に評価されます。
1年生: 入学には通常、ドイツ語による幼稚園(プレスクール)に2年連続で在籍した実績、またはDSTYの実施するプレイスメントテストによるドイツ語力の証明が必要です。早期入学(6月の年齢基準日より前に誕生日を迎えるお子様)を希望する場合は「就学準備度」評価も受験し、加えて小児科での就学前健康診断の受診が推奨されています。
小学校・中高等部: 出願者はドイツ語による教育課程の学校に在籍していたか、それと同等の教育を受けていることが求められます。それ以前の就学歴が不明確な場合には、学年相応のドイツ語の口頭・筆記能力についての試験が行われます。学校側は独自の語学評価を実施し、ドイツ語での学年相応の学習に対応できる準備が整っているかを確認します。
重要な注意事項: 入学に際して、英語力や日本語力は必須ではありません。英語の授業は2年生から始まり、日本語は1年生以降、外国語科目として提供されます。
選考基準
DSTYの入学選考の方針は、競争よりも「適性」を優先することにあります。語学力評価以外の学力試験はなく、学校側は出願者を競争的にランク付けすることもありません。
主な選考基準は以下の通りです。
- 入学する学年に応じたドイツ語力の準備状況
- 低学年の場合の発達面でのマイルストーン
- 希望する学年における空き状況
- ドイツの教育水準への適合度
出願書類と面談でのフィードバックを検討した上で、最終的な入学の可否は学校運営陣が決定します。このプロセスは数値的な基準に基づくものではなく、総合的な視点で行われるものであり、ドイツ語による教育と学校のコミュニティとしての価値観に共感するご家庭を求めています。
DSTYは合格率を公表していませんが、ドイツ語圏に関連する背景を持ち、十分な語学力を備え、早めに出願を行った出願者は、空き状況にもよりますが、概して良好な入学の見込みを持っています。
面談プロセス
入学時の「面談」は、審査的な意味合いの強い面接というよりも、主に情報提供を目的とした相談の場として機能します。保護者は校長または各部門の責任者と面談を行い、場合によっては(特に幼稚園への出願の場合)お子様が同席することもあります。
面談で話し合われる内容には、以下が含まれます。
- ご家庭の背景とドイツ語・ドイツ文化とのつながり
- 教育に関する目標や期待
- お子様の現在のドイツ語レベル
- 特別な学習ニーズやその他の事情
この面談は、双方が互いを理解し合う場としての意味も持ちます。ご家庭がDSTYの提供する教育内容を理解すると同時に、学校側も出願者がドイツ語による教育環境の中で力を発揮できるかどうかを確認します。
承認後、ご家庭は残りの書類を提出し、入学手続きを完了させます。このプロセス全体を通じて、学校側は選別よりも透明性とパートナーシップを重視しています。
ウェイティングリストの方針
入学希望者数が定員を上回る場合、DSTYはウェイティングリストを設け、空きが出た時点で学生を受け入れます。需要の高さから、ウェイティングリストが最も頻繁に用いられるのは幼稚園です。
空きが出るとご家庭には順番に連絡が入ります。学校側は待機期間や入学に至った割合などを公表していませんが、通年で出願を受け付ける方式のため、ウェイティングリストの動きは学期の始まりに限らず、年間を通じていつでも生じ得ます。
このような状況を踏まえると、DSTYへの入学を真剣に検討しているご家庭は、できれば希望する入学時期の1〜2年前から出願を行い、継続的な関心があることを入学窓口に伝え続けることが望ましいでしょう。
出願者のための戦略的な考慮事項
有利な立場にある出願者の特徴:
- 家庭内でのドイツ語環境、またはドイツ語による学校での就学経験がある
- 希望する入学時期の12〜24か月前に出願している
- ドイツ式の教育課程への強い意欲を示している
- キャンパス訪問や面談にドイツ語で対応できる
想定される課題:
- ドイツ語の背景がほとんどないご家庭(ただし、DaZ〈第二言語としてのドイツ語〉のサポートは用意されています)
- 人気の高い学年への出願が遅れた場合
- 英語による教育課程やIBカリキュラムを希望する場合(DSTYが授与するのはドイツのAbiturのみです)
- 東京エリアへの中期的な定住について不確定な要素があるご家庭
成功のための重要な要素: 早期の関わりです。インフォーマルかつ通年で受け付ける入学選考プロセスは、希望する入学時期よりもかなり前から学校との対話を始める積極的なご家庭に有利に働きます。
出願チェックリスト
- DSTYのオンラインフォームから最初の問い合わせを行う
- キャンパス訪問・説明会の予約と参加
- 校長またはコーディネーターとの入学面談の調整
- ドイツ語での出願書類(家族用および生徒個人用)の記入
- 在籍していた学校の記録や医療書類の準備
- 語学力評価への参加(該当する場合)
- 完成した出願書類一式を入学窓口へ提出
- 学校運営陣による入学可否の決定を待つ
- 合格後、残りの書類を提出して入学手続きを完了する
このプロセス全体を通じて重視されているのは、個人的なつながりと、ドイツ語による教育への準備状況が示されていることです。これは、厳格な学業水準を誇る教育機関であると同時に、日本におけるドイツ語話者家庭にとって結束の強いコミュニティの拠点でもあるという、DSTYならではのアイデンティティを反映しています。
大学進学実績分析
DSTYの卒業生はドイツの国際アビトゥーアを取得し、ドイツおよびヨーロッパの大学への道が開かれます。充実した進路指導により、世界中の大学への進学もサポートしています。
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概要
Deutsche Schule Tokyo Yokohama(DSTY)は、ドイツの高等教育資格であるAllgemeine Hochschulreifeと同等の資格であり、卒業生にドイツおよびその他の国での大学進学資格を与えるGerman International Abitur(DIAP) を提供する、日本で唯一の学校です。同校の中等教育後期課程は明確に大学進学準備を目的としており、Grade 12の卒業生全員が、International BaccalaureateやA-Levelではなく、この修了資格を取得します。
学業資格
The German International Abitur
DSTYの学業プログラムはDIAPを最終目標としており、複数の教育システムにおける大学入学の基盤となります。
- 国際的な認知:この資格はドイツの大学で認められているほか、オーストリア、スイス、その他のヨーロッパ諸国の教育機関でも認知が進んでいます
- 独占的な提供:DSTYは日本でこのドイツの修了資格を提供する唯一の学校であり、ドイツ語での高等教育進学を目指す家庭にとって不可欠な選択肢となっています
- 大学進学準備を重視:中等教育課程全体が、この厳格な試験に向けて生徒を準備させるよう構成されています
学業成績に関するデータ
DSTYは詳細な試験統計を公開していません。以下の情報が不足しています。
- Abitur試験の合格率の公表なし
- 平均点や成績分布の公表なし
- 年ごとの成績推移の公表なし
- 海外の他のドイツ系学校との比較データなし
同校は「Exzellente Deutsche Auslandsschule」 の認定を受けており、ドイツの高い教育水準を満たしていることを示していますが、具体的な成績指標は入学を検討する家庭には公開されていません。
大学進学先
地域別の傾向
DSTYは包括的な進学統計を公表していませんが、入手可能な情報からは、卒業生の多くがドイツ語圏の国々で高等教育に進んでいることがうかがえます。
主な進学先:
- ドイツの大学(卒業生の大多数)
- オーストリアの教育機関
- スイスの大学
- その他のヨーロッパ諸国
その他の進路:
- 日本の大学(日本の入学要件も満たした生徒の場合)
- 海外の英語圏の大学
同校によると、多くのバイカルチュラルな家庭が、日本国内では得られないドイツの大学への進学機会をドイツのAbiturが提供するという理由から、この学校を選んでいます。
提携機関の種類
キャリアカウンセリングイベントには、以下を含むドイツの大学の代表者が定期的に参加しています。
- University of Jena
- TU Dresden
- University of Konstanz
- その他のドイツの公立・私立教育機関
Grade 9の生徒は、キャリア探究活動の一環として、名古屋大学や横浜国立大学といった日本の主要大学の見学も行いますが、これらの見学はあくまで進路理解を目的としたものであり、典型的な進学実績を示すものではありません。
公開されていない情報
入学を検討する家庭は、以下の情報が公開されていない ことに留意する必要があります。
- 大学進学者とその他の進路を選択した生徒の割合
- 国・地域別の内訳
- DSTYの卒業生を受け入れている具体的な教育機関名
- トップクラスの大学への進学率
- 専攻分野の傾向や人気
進路・キャリアカウンセリング
Studien- und Berufsberatungプログラム
DSTYは、専門の進路・キャリアカウンセリングプログラムを通じて充実した体系的な指導 を提供しています。
Grade 9:
- 大学キャンパス見学(名古屋大学、横浜国立大学)
- 高等教育への進路に関する導入
- キャリア探究活動
Grade 10:
- 2週間の必修インターンシップ(ドイツまたは日本で実施可能)
- 希望する分野での実務経験
- 自身の強みや興味の自己分析
Grade 11:
- キャリアの自己分析のためのBEST意思決定セミナー
- 個別カウンセリングセッション
- 大学進学に向けたプランニング
Grade 10〜12(隔年実施):
- 進学・キャリアの選択肢を紹介するCareer Days
- 卒業生による大学生活の体験談発表
- ドイツの大学の入学担当者とのビデオ会議
- ドイツの教育機関の代表者との直接交流
サポート体制
個別カウンセリング:
- 専任の校内進路カウンセラー(教員スタッフ)
- 一対一の相談セッション
- 個別化された大学出願サポート
外部との連携:
- ZAV(Zentrale Auslands- und Fachvermittlung)— コンサルティングを提供するドイツの国際キャリアサービス
- 継続的な大学パートナーとの関係
- 卒業生によるメンターシップネットワーク
プログラムの目標:
- 高等教育への明確な進路の見通しを提供すること
- 自己内省力と意思決定力を養うこと
- さまざまな分野のメンターと生徒をつなぐこと
- 大学やキャリアの方向性について、十分な情報に基づいた選択を支援すること
異なる大学制度への対応
ドイツの高等教育
DIAPは、卒業生に以下への進学資格を直接与えます。
- ドイツの公立大学(ほとんどの専攻で追加試験は不要)
- Numerus claususプログラム(GPAによって合否が決まる競争率の高い分野)
- Fachhochschulen(応用科学大学)
- 私立教育機関
日本の大学
日本の高等教育への進学を希望する生徒には、追加の要件が求められます。
- 別途、日本の大学入学試験に合格する必要があります
- 追加の日本語能力試験の受験が必要になる場合があります
- Abitur資格のみでは日本の教育機関への入学は保証されません
- DSTYはこの進路をサポートするため、外国語として日本語の授業を提供しています
海外の大学(ドイツ語圏以外)
ドイツ語圏以外の大学については、
- 資格の認知度は国や教育機関によって異なります
- 追加の標準テスト(SAT、ACT)が必要になる場合があります
- 英語で授業が行われるプログラムでは、通常TOEFLやIELTSといった英語能力試験が求められます
- DSTYはこうした国際的な進路をサポートするため、Grade 2から英語教育を実施しています
公開情報の不足点
入学を検討する家庭は、以下のデータが公開されていない ことを認識しておく必要があります。
- 特定の大学や大学の階層ごとの合格率
- さまざまな教育機関におけるDSTY卒業生の奨学金獲得実績
- 就職結果 や卒業生の収入に関するデータ
- 大学進学準備に対する卒業生の満足度
- 海外の他のドイツ系学校や日本国内のインターナショナルスクールとの比較指標
- 具体的な個別事例 や個々の生徒の進学ストーリー
家庭が考慮すべき重要なポイント
DSTYの進路指導の強み
- 日本にいながらドイツの大学制度への独自のアクセスが可能
- 中等教育後期の4年間を通じた包括的なカウンセリング体制
- メンタリングや助言のための強力な卒業生ネットワーク
- ドイツの大学の入学担当部門との直接的な関係
- 複数の教育システムで認められている資格
考えられる限界
- 実際の進学実績に関する透明性が限られている
- 主な進路はドイツ語圏の高等教育に最適化されている
- ドイツ以外の大学を目指す場合、追加の準備が必要になる可能性がある
- IBやA-Levelといった代替制度を希望する家庭には選択肢がない
- 日本の大学への進路には、独自の追加準備が必要
結論
DSTYの大学進学へのアプローチは、すべての生徒をGerman International Abiturの取得に向けて準備させ、ドイツおよびヨーロッパの高等教育への体系的な指導を提供することを中心としています。充実したカウンセリングプログラム、卒業生ネットワーク、そして大学との直接的な提携関係により、卒業生には明確な進路が用意されています。しかし、進学統計、合格率、進路結果に関するデータが公開されていないため、各家庭は特定の教育機関における実績データではなく、資格そのものの価値に基づいて、自分たちに合った学校かどうかを判断する必要があります。
校風とコミュニティ
DSTYは、ドイツにルーツを持つ多文化的なコミュニティを育んでおり、約20カ国からの生徒たちが共通の価値観を大切にしながら学んでいます。保護者の積極的な関わりや、充実した課外活動プログラムも特徴です。
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概要
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaは、「DSTY – hier zuhause」(「DSTY – ここが我が家」)というモットーを中心に、生徒のウェルビーイングと人格的成長を教育の核に据える独自の学校文化を育んでいます。1904年に設立されたDSTYは、教育機関であると同時に、東京エリアのドイツ語圏コミュニティにとっての文化的拠点としての役割も果たしています。
生徒構成
同校には、ほぼ20か国の国籍を代表する多文化的な生徒集団 が在籍しており、それでいてドイツ語をベースとした強固な基盤を維持しています。コミュニティにはドイツ、スイス、オーストリア、日本出身の生徒が多数を占め、そのほかにもさまざまな国からの家庭が集まっています。この多様性が、ドイツの教育的伝統と国際的な視点、そして日本の地域文化とが融合した独特のバイカルチュラルな環境を生み出しています。
すべての生徒がドイツ語を主要な授業言語として共有しており、文化的多様性を尊重しながらも一体感のある言語的基盤を築いています。同校はこの多文化的な環境を通じて「世界に開かれた心(world openness)」 を育むことを明確に目指し、ドイツ文化への理解と並行して、確かな日本語・日本文化の学習も推進しています。
実践される教育理念
DSTYのミッションステートメントは、次の3つの基本理念に基づいています。
- 世界に類を見ない存在(Globally unique):日本で唯一のドイツ国際アビトゥーアプログラムを提供
- 共に成長する(Growing together):協働学習と相互支援を育む
- 共通の価値観を共に生きる(Living shared values together):共通の原則を通じてコミュニティを築く
同校は「offene Ganztagsschule」(オープン・オールデイスクール)として運営されており、全学年を対象に16時30分まで構造化されたケアと活動を提供しています。この仕組みは、共働き家庭を支えるとともに、学習支援や課外活動、社会的なつながりを深めるための拡張された機会を生み出しています。
DSTYは好奇心に基づく学びと個別支援 を重視し、教育研究や技術の進歩に絶えず適応し続けています。このアプローチは、ドイツ式の学問的厳格さと個人の成長への配慮とのバランスを取るものであり、生徒が標準カリキュラムの枠を超えて興味を追求できる環境を生み出しています。
コミュニティ参加と保護者の関わり
DSTYは、東京都市圏におけるドイツ語圏コミュニティ生活の中心 として機能しており、その役割は従来の学校の枠組みをはるかに超えています。同校は、家族同士をつなぐ数多くの文化イベントを主催・促進しています。
文化イベント
- 毎年恒例のオクトーバーフェスト:在校生や卒業生が参加する大規模なコミュニティ祝祭
- もちフェスティバル:Tsuzuki Rotary Clubなど地域団体との協働イベント
- 国際交流プログラム:独仏系の学校やLFTIなどの機関との提携
- Cocuウィンターボール:生徒主催の社交イベント
- スポーツ大会とElternabend(保護者の夕べ):コミュニティのつながりを育む保護者会
保護者の参加
DSTYには従来型の公式なPTA組織はありませんが、保護者の関わりはさまざまな形で学校生活全体に浸透しています。
- Inklusions-AG Elterncafé:インクルーシブ教育を支援する保護者主導のカフェ交流会
- イベント運営:保護者がフェアや祭り、募金活動にボランティアとして参加
- 遠足のサポート:家族が生徒の校外学習に同行
- 特別な取り組み:保護者が地域施設でインクルーシブなスポーツイベントを企画
同校では「生徒、保護者、教師が力を合わせる」 ことが重視されており、真の「Schulfamilie」(学校ファミリー)としての雰囲気を作り出しています。この協力の精神は、日本におけるドイツ人駐在家庭コミュニティの結束の強さを反映したものです。
卒業生ネットワーク
DSTYは活発な卒業生ネットワーク を維持しており、卒業生と現在の学校生活とのつながりを保っています。卒業生は次のような形で関わっています。
- キャリアデーでの参加、進学やキャリアパスについて在校生へのメンタリング
- 帰校訪問や同窓会イベント
- オクトーバーフェストでの卒業生ブース出展
- ドイツの大学進学を目指す生徒への進路指導セッション
こうした継続的な関わりが、単なる教育機関ではなく生涯にわたるコミュニティとしての同校のアイデンティティを強めています。
課外活動
DSTYは、学業と補完し合う幅広い放課後プログラム を提供しています。
スポーツプログラム
キャンパス施設には体育館、屋外グラウンド、敷地内プールが含まれます。スポーツプログラムには次のようなものがあります。
- Borussia Dortmund BVB Evonik Football Academy:幼稚園から高校までを対象とした、キャンパス内でのプロサッカートレーニングの提携プログラム
- チームスポーツ:サッカー、バレーボール、バスケットボールなど
- 競技トレーニングと学校対抗戦
- コアカリキュラムの一環としての体育
芸術・音楽
生徒は次のような創作活動に取り組むことができます。
- オーケストラと合唱プログラム
- 演劇クラブと舞台公演
- アートスタジオと美術クラブ
- 個人・グループでの練習のための音楽室
学習面での充実プログラム
- ロボット工学クラブ
- 数学コンクール
- 科学プロジェクトグループ
- 模擬国連
- 語学クラブ(英語、日本語、フランス語)
支援サービス
- 補習指導と宿題監督
- 幼稚園から中等教育までのドイツ語第二言語(DaZ)プログラム
- さらなる語学力向上のための語学クラブ
これらのプログラムは同校のオールデイ体制に不可欠な要素であり、生徒が見守られた支援的な環境の中で多様な興味を探求できるようになっています。
生徒のウェルビーイングと支援プログラム
DSTYは、複数の専門的サービスを通じて生徒の福祉に対する包括的な取り組みを示しています。
カウンセリングとメンタルヘルス
同校は予防・カウンセリングサービス を提供しており、以下を含みます。
- 常勤のスクールサイコロジスト:秘密厳守の個別カウンセリングセッションを提供
- 危機介入:緊急事態への即時対応
- 紛争調停:生徒間の対人関係の問題解決を支援
- 心のケア:追加的な支援のため、東京在住のドイツ語話者の教会牧師と連携
インクルージョンと特別支援教育
DSTYは、専門教育担当者が配置されたFörderbereich(補習・インクルージョン部門) を運営しており、以下を提供しています。
- 学習面で困難を抱える生徒へのクラス内支援
- 少人数グループ指導
- 個別対応の介入
- ADHD、識字障害、自閉スペクトラム症などへの支援
- 優れた能力を持つ生徒のためのギフテッドプログラム
同校は「Inklusions-AG」(インクルージョン・ワーキンググループ)を通じてインクルーシブ教育を積極的に推進しており、将来特別支援教育の教員を目指す人向けのインターンシップも提供するなど、この分野への組織的なコミットメントを示しています。
語学支援
ドイツ語第二言語(DaZ) 指導は、幼稚園から高学年まで、母語がドイツ語でない生徒の適応を支援します。同校は必要に応じて言語療法サービスも提供しています。
セーフガーディング(安全確保)
DSTYは正式な「Schutzkonzept」(児童保護計画)を維持しており、次のような内容を含みます。
- 学際的なセーフガーディングチーム
- 明確な行動規範と報告手順
- 児童保護に関する教職員への必須研修
- 生徒向けの年齢に応じた教育モジュール
- 安全で支援的な環境を確保するための包括的な方針
これらの取り組みは、学業面での成功が社会情動的なウェルビーイングとインクルーシブな支援体制に支えられているという認識に基づく、DSTYの生徒育成に対する全人的なアプローチを反映しています。
コミュニティの価値観とアイデンティティ
同校のアイデンティティは、日本におけるドイツ語圏家庭にとっての「もう一つの我が家」 であることを中心に据えています。DSTYは自らを単なる教育機関としてではなく、文化的な拠り所として捉えており、ドイツの言語、伝統、価値観が守られると同時に、生徒たちが国際的な視野と日本文化への理解を身につけられる場所です。
この二重のアイデンティティは、独自の環境を生み出しています。生徒たちは日本で暮らしながら、ドイツ語、英語、日本語を流暢に使いこなすマルチリンガルとして育ち、文化的な柔軟性を身につけ、ドイツをはじめとする国際的な高等教育への準備を整えていきます。共通の言語と海外生活の経験を通じて築かれる緊密なコミュニティの絆は、卒業後も長く続く関係を生み出しています。
総費用分析
DSTYの費用は初年度が¥2.3M以上(入学金¥725K+授業料¥1.65-1.81M)、2年目以降は年間¥1.65-1.79Mです。スクールバスを利用する場合は年間¥380Kが加算されます。返済不要の奨学金制度もありますが、対象は限られています。
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費用の概要
Deutsche Schule Tokyo Yokohama(DSTY)は、東京エリアの他のエリート系インターナショナルスクールに匹敵する費用水準を持つ、プレミアムなドイツ系インターナショナルスクールです。総費用には、一度限りの入学関連費用、年間授業料、そして交通費や給食費といった任意の費用が含まれます。2025/26年度については、学年や選択するサービスによって異なりますが、初年度に¥2.3 millionから¥3 million程度の予算を見込んでおく必要があります。
一度限りの入学関連費用
新規入学の家庭には、以下2つの必須の一時金が課されます。
- サービス費(Servicepauschale): 児童・生徒1人につき¥75,000
- 入学金(Aufnahmegebühr): 児童・生徒1人につき¥650,000
これらの費用は合計¥725,000 となり、入学初年度のみに課金されます。初年度の授業料と合わせると、Grade 1の児童の初年度費用は、任意サービスを含めない状態でおよそ¥2,315,000となります。
部門別の年間授業料
授業料は学年によって異なり、以下の3つの部門に分かれています。
幼稚園部門(3歳から5歳)
フルデイ(8:00~15:00)で年間¥1,810,000 です。この金額は標準的な幼稚園プログラムをカバーしています。午後の時間延長を選択する場合は若干割高になり、延長時間帯の料金として¥1,880,000程度になるとの情報もあります。
小学校部門(Grade 1からGrade 4)
年間¥1,650,000 です。これはDSTYの中で最も手頃な価格帯ですが、国際的な水準で見ればなお高額です。
中等部門(Grade 5からGrade 12)
年間¥1,790,000 です。この単一料金は中等教育の前半からAbiturプログラムまで一律に適用されるため、家庭にとって長期的な資金計画が立てやすくなっています。
その他の継続的な費用
スクールバスサービス
DSTYは東京都心部および周辺地域をカバーする充実したバスネットワークを運営しています。年間バス利用料は生徒1人につき¥380,000 です。この任意ではあるものの高額な費用は、基本授業料に対しておよそ21~23%を上乗せする形になります。バス路線が充実しているエリアに住む家庭にとっては、幼い子どもを連れての東京の公共交通機関利用の難しさを考えると、利用価値が高いと言えるでしょう。
給食・食堂
一部のインターナショナルスクールとは異なり、DSTYでは昼食は授業料に含まれていません。学校には温かい食事やスナックを毎日提供する食堂(Mensa)が併設されています。支払いはキャッシュレス口座システムを通じて行われ、家庭が事前にチャージし、生徒が必要に応じて購入する仕組みです。具体的な食事の価格は公表されていませんが、家庭は年間を通じて日々の昼食代を予算に組み込んでおく必要があります。
DSTY Foundation会員費
すべての家庭は、DSTY Foundationに対して年間¥500の会員費 を支払う必要があります。この少額の費用は、学校の慈善活動やコミュニティプログラムを支援するためのものです。
支払い方法
DSTYでは柔軟な支払い方法を提供しています。
- 費用は各学年度の開始前に請求されます
- 家庭は4回の分割払い を選択でき、その場合1%の手数料が加算されます
- 支払いが遅れた場合は延滞利息が発生します
- 早期支払いによる割引についての言及はありません
この分割払いオプションは家庭の資金繰りを助けるものですが、手数料により年間総費用がおよそ¥16,500~18,000増加します。
初年度費用とその後の費用の比較
この費用構造により、入学初年度とそれ以降の年度とでは大きな差が生じます。
初年度(Grade 1の例):
- 入学関連費用:¥725,000
- 授業料:¥1,650,000
- バス(任意):¥380,000
- 会員費:¥500
- 合計:¥2,755,500(給食費を除く)
2年目以降(Grade 5からGrade 12の例):
- 授業料:¥1,790,000
- バス(任意):¥380,000
- 会員費:¥500
- 合計:¥2,170,500(給食費を除く)
複数の子どもがいる家庭について
DSTYでは兄弟姉妹割引は実施されていません。在籍する子ども1人ごとに全額の費用を支払う必要があり、3人の子どもを持つ家庭の場合、年間授業料だけで¥5 millionを超え、さらに追加費用が発生する可能性があります。一度限りの入学関連費用も子ども1人ごとに課されるため、複数の子どもを同時に入学させる家庭にとっては、初期費用が特に高額になります。
比較の観点
DSTYの授業料は、東京のインターナショナルスクールとして典型的な範囲に収まっています。多くの同等の学校では、小中等教育において年間¥2 millionから¥3 million程度を請求しています。基本授業料が¥1.65 millionから¥1.79 millionであることを考えると、DSTYは一部のプレミアムなインターナショナルスクールよりもやや低い水準に位置しつつも、「Exzellente Deutsche Auslandsschule」としてのエリート認定を維持しています。
しかしながら、高額な一時金により初年度の費用はかなり押し上げられます。¥650,000の入学金は、東京のインターナショナルスクール市場の中でも高めの入学関連費用に位置づけられます。
経済的支援と奨学金
DSTYが提供する経済的支援は限定的 で、経済的困窮を条件とした支援のみとなっています。
DSTY Foundation社会的減免制度(Sozialermäßigung)
これがDSTYで唯一利用可能な経済的支援制度です。
- 対象条件: 深刻な経済的困難に直面しているドイツ語話者の家庭
- 収入の目安: 子ども1人の場合で総年収¥7,000,000未満、子ども2人の場合で¥8,500,000未満が一般的な目安です
- 資産審査: 申請者は不動産、投資資産、事業関連資産を含む世界中の資産をすべて開示する必要があります
- 支援内容: 定額の支援ではなく、個別の状況に応じて審査が行われ、必要性が認められれば授業料の一部または全額が減免される場合があります
- 申請方法: 学年度開始前に、学校の事務局に直接申請書を提出する必要があります
- 決定権限: 最終決定はFoundationの理事会が行います
主な制限事項:
- 学業、スポーツ、芸術分野での成績を対象とした成績優秀者向け奨学金はありません
- 対象条件を満たす家庭であっても支援額が保証されるわけではありません
- 資産審査 により、収入が中程度であっても相当な不動産等を保有する家庭は対象外となる可能性があります
- 申請期限厳守: 期限を過ぎた申請は受け付けられません
Corporate Contribution Plan
DSTYはCorporate Contribution Planを提供しており、企業が税制優遇を受けながら学校へ寄付を行うことができます。これは生徒への直接的な便益ではありませんが、一部の企業はこの仕組みを通じて従業員の子女を支援している場合があります。ただし、これが個々の家庭への授業料支援にどの程度結びついているかについての公開情報はありません。
見落としがちな費用・授業料に含まれない費用
以下の費用は授業料に含まれていません。
- 学用品・教材: 各家庭で購入する必要があります
- 制服や特別な衣類: 行事等で必要な場合
- 校外学習・遠足: 別途請求されます
- 課外クラブ活動: 費用が発生する場合があります
- 国際試験の受験料: 外部評価試験を受ける生徒向け
- 書籍・テクノロジー機器: 明記されていませんが、家庭負担となる可能性が高いです
これらの付随的な費用として、年間追加で¥100,000~200,000程度を見込んでおくとよいでしょう。
長期的な投資:K-12を通じた総費用
幼稚園からGrade 12卒業まで(13年間)子どもを在籍させる家庭の場合:
- 一時金:¥725,000
- 幼稚園(3年間):¥5,430,000
- 小学校(4年間):¥6,600,000
- 中等部門(6年間):¥10,740,000
- 授業料のみの合計:¥23,495,000
これに13年間分のバス利用料(13年 × ¥380,000)である¥4,940,000を加えると、給食費や学用品費、校外学習費を除いたK-12全体の投資額は、およそ¥28.4 million に達します。
資金計画に関する推奨事項
DSTYへの入学を検討する家庭は、以下の点を考慮すべきです。
- 前もっての貯蓄: ¥725,000の入学金は初年度に大きな負担となります
- バス費用の予算化: 年間¥380,000という金額から、交通費は継続的にかかる大きな費用となります
- 為替リスクの考慮: ユーロ・円の変動は、ヨーロッパからの収入源を持つ家庭に影響を与える可能性があります
- 経済的支援は早めに申請: Foundationの社会的減免制度は、事前申請と完全な書類提出が必要です
- 在学期間の検討: 複数年にわたる在学は費用が大きく積み重なるため、日本での生活の安定性を見極めるべきです
- 兄弟姉妹分の費用を考慮: 割引がないため、子ども1人ごとにすべての費用が単純に加算されます
まとめ
DSTYは、東京の他のエリート系インターナショナルスクールに匹敵する、大きな経済的コミットメントを伴う学校です。高額な入学関連費用、兄弟姉妹割引の不在、そして非常に限定的な経済的支援という組み合わせにより、この学校は主に裕福な家庭、あるいは企業からのスポンサーシップを受けている家庭にとってアクセスしやすい選択肢となっています。ドイツのAbitur資格と強固なコミュニティ文化は、ドイツ語教育とヨーロッパの大学進学を重視する家庭にとって、この投資を正当化するものとなるかもしれません。
この学校はどんな子供に向いていますか?
DSTYは、国際的に認められたドイツのアビトゥーアを日本で取得したいドイツ語圏の家庭に最適な学校で、厳格なドイツ式教育と多文化的なコミュニティ生活を融合させています。
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概要
Deutsche Schule Tokyo Yokohama(DSTY)は、日本国内で唯一ドイツ国際アビトゥアを提供する学校として、非常に特化した教育ニーズに応えています。1904年に設立されたこの認定ドイツ系インターナショナルスクールは、幼稚園から12年生まで一貫した教育を提供しており、授業は主にドイツ語で行われます。この学校の独自の位置付けは、特定の家庭にとっては非常に理想的な選択肢となる一方で、他の家庭には適さない可能性もあります。
理想的な生徒像
言語背景
DSTYに理想的な生徒は、すでにドイツ語力を持っている、あるいはそれを伸ばすことに家族全体で取り組む姿勢がある生徒です。学校が求める条件は以下の通りです。
- 幼稚園への応募者:基本的なドイツ語力に加え、トイレトレーニングが完了していて、着替えや食事を自分でできること
- 小学校・中等部への応募者:年齢相応のドイツ語の会話力・読み書き能力があること。通常は以前にドイツ語で授業を行う学校に通っていたことが前提となります
- 1年生への入学:ドイツ語で保育を行うプレスクールに2年間連続で通っていたこと、またはDSTYの編入試験でドイツ語力を証明できること
DSTYでは、ドイツ語を母語としない生徒向けに、幼稚園から上級学年までDeutsche als Zweitsprache(DaZ、第二言語としてのドイツ語)支援を提供していますが、集中的なドイツ語イマージョン環境であるため、生徒には最低限の基礎力、あるいは家庭での並外れた語学学習サポートが必要です。
学業面での特徴
DSTYが向いているのは、以下のような生徒です。
- 自律的に学べる生徒:ドイツの教育制度が持つ学問的な厳しさに前向きに応えられる生徒
- 好奇心があり、学びに積極的な生徒:学校は好奇心の育成と人格的な成長を重視しているため、学ぶこと自体を心から楽しめる姿勢が求められます
- 多言語習得に意欲的な生徒:ドイツ語で学びながら、英語(2年生から)や外国語としての日本語も学ぶ意欲がある生徒
- 大学進学を重視する生徒:卒業生の100%が大学進学を前提に設計されたドイツ国際アビトゥアを取得しています
理想的な家庭環境
文化的・言語的なコミットメント
DSTYが最も適しているのは、以下のような家庭です。
ドイツ語を話す海外在住家庭 で、東京・横浜エリアに一時的または永続的に滞在しており、ドイツの教育制度との継続性を望む家庭。これにはドイツ、オーストリア、スイス出身の家庭が含まれます。
バイカルチュラルな家庭(特に独日家庭)で、ドイツ語とドイツ文化との強いつながりを維持したいと望む家庭。学校は多くの「bikulturell(二文化的)」な家庭に明確に対応しており、子どもたちがドイツの文化的ルーツと日本での生活環境の両方に深いつながりを育めるようにしています。
ドイツ・欧州の大学進学を計画している家庭。ドイツ国際アビトゥア(Allgemeine Hochschulreifeに相当)は、ドイツおよび他の欧州各国の大学へ直接進学できる資格です。DSTYの進路指導ではドイツの大学との連携が特に重視されており、年2回開催されるCareer Daysには、イエナ大学、ドレスデン大学、コンスタンツ大学などの担当者が参加します。
ライフスタイルとの適合性
DSTYで良好に過ごせる家庭には、以下のような傾向があります。
- 東京・横浜エリア、またはその近郊に居住 していること。DSTYは通学制の学校です(ただし東京都心部および周辺地域をカバーするバスサービスがあり、年間¥380,000です)
- 一日を通じた構造化されたプログラムを重視 していること。DSTYはオープン形式の終日制学校として運営され、16:30まで保育・活動が行われます
- 地域コミュニティへの積極的な参加を歓迎 していること。学校はドイツ語圏コミュニティの文化的な拠点としても機能し、オクトーバーフェストや餅祭りなどの行事を開催しています
- 家庭でドイツ語をサポートできる こと。保護者は宿題や課題をドイツ語で手伝う必要があります
経済的な負担能力
DSTYへの入学には、相応の経済的投資が必要です。
- 初年度費用(1年生):約¥2,315,000(入学金¥650,000、サービス費¥75,000、学費¥1,590,000を含む)
- 継続的な年間学費:¥1,650,000(1〜4年生)〜¥1,790,000(5〜12年生)
- 幼稚園:年間¥1,810,000
- 食費、バス利用料、活動費などが別途必要
DSTY Foundationの社会的補助プログラムを通じて、世帯総収入が概ね年間¥7,000,000未満(子ども1人の場合)または¥8,500,000未満(子ども2人の場合)の家庭には、必要に応じた経済的支援が用意されています。ただし、申請者は世界中の資産をすべて開示する必要があります。成績優秀者向けの奨学金や兄弟姉妹割引は提供されていません。
こんな方には他校をお勧めします
言語面での障壁
DSTYが適していない のは、以下のような場合です。
- ドイツ語の背景が全くなく、それを学ぶ意思や環境がない家庭
- 英語での教育を求めている生徒:DSTYは本質的にドイツ語の学校であり(英語は2年生から教科として教えられますが、授業言語ではありません)
- 語学準備なしでの即時入学を必要とする家庭:ドイツ語力が非常に限られた年長の生徒は、DaZの支援があっても学業面で大きな困難に直面する可能性があります
カリキュラムの不一致
以下のような場合はDSTYを避けるべきです。
- 国際バカロレア(IB)やA-Levelを希望する場合 – DSTYはドイツ国際アビトゥアのみを提供しています
- 標準的な進路で日本の大学進学を目指しており、日本の国家カリキュラムが必要な場合(DSTYの卒業生の中にも日本の難関大学に進学する者はいますが、日本の大学入試には別途対策が必要です)
- アメリカ式の教育アプローチを好む場合:DSTYはドイツの教育方法と教育体制に基づいています
実務的な観点
以下のような家庭にはDSTYが合わない可能性があります。
- 日本での短期滞在を予定しており、ドイツ式以外の教育制度への移行がしやすいカリキュラムを必要とする家庭
- 出願前にキャンパスを訪問できない 家庭:DSTYは個々のニーズに対応するため、対面での説明会への参加を強く推奨しています
- ドイツの学校カレンダーやスケジュールにコミットできない 家庭:これは日本や他の国際的な制度とは異なります
コミュニティでの体験
多文化でありながらドイツにルーツを持つ
DSTYには約20か国からの生徒が集まっていますが、その一方でドイツとしてのアイデンティティを保持しています。学校は「DSTY – hier zuhause」(DSTY – ここが私たちの家)というモットーのもと、以下を重視しています。
- 世界に対する開かれた姿勢 とドイツの価値観の融合
- 個人の成長とウェルビーイング を教育の中心に置くこと
- ドイツ語圏の家庭と現地の家庭との異文化交流
活発な保護者コミュニティは文化的なイベントの開催、インクルージョンの取り組み(Inklusions-AG Elterncafé)を運営しており、学校の遠足にも参加しています。同窓会ネットワークは、同窓会イベントやメンタリングを通じて卒業生同士のつながりを維持しています。
生徒支援体制
DSTYは、以下を含む包括的なウェルビーイング支援を提供しています。
- 常勤のスクールカウンセラーと、地域のドイツ語圏の教会を通じた心のケア
- ADHD、読み書き障害、自閉症などのニーズに対応する特別支援教育者が在籍する、専門のFörderbereich(支援・インクルージョン部門)
- 言語療法サービス
- 多職種による安全対策チームを備えた、正式な児童保護計画
課外活動の充実
学校ではBorussia DortmundのEvonik Football Academyとの提携(幼稚園から高校までキャンパス内でサッカー指導を実施)をはじめ、美術プログラム、競技スポーツ、学術系クラブなど、豊富な課外活動が提供されています。
結論として
DSTYは、日本で暮らしながら自らの文化的・言語的なルーツを大切に維持したいと考え、子どもの将来にドイツや欧州の大学進学を見据えているドイツ語圏の家庭にとって、間違いなく最適な選択です。120年の歴史、ドイツからの優れた認定ステータス、そして日本で唯一ドイツ・アビトゥアを提供する学校という独自の立場は、こうした特定のニーズを持つ家庭にとってかけがえのない価値を持っています。
一方で、ドイツとのつながりがない家庭や、より広範な国際カリキュラムを求める家庭には、東京に数多く存在する英語で授業を行うIB校やアメリカン・スクールの方がより適した選択となるでしょう。DSTYの入学プロセスは、語学試験があり、固定の締め切りがなく、定員に応じたウェイティングリスト方式を採用しているため柔軟性がありますが、家庭側には学校が本質的に持つドイツの教育としてのアイデンティティを理解し、それに真摯にコミットする姿勢が求められます。
学校について
- 創立年
- 1904
ミッション
世界に一つだけの学校であること。共に成長すること。共に価値観を育むこと。
教育理念
DSTYの教育理念は、「グローバルに独自であること」「コミュニティとして共に成長すること」「共有された価値観を実践すること」という3つの柱を中心としています。同校は、継続的な教育的卓越性とたゆまぬイノベーションを目指し、すべてドイツ語で行われる本格的なドイツ式カリキュラムを通じて、国際的な視野を持つ生徒を育成しています。
コアバリュー
世界に一つだけの存在であること、共に成長すること、価値観を共有しながら生きること
沿革
DSTYは1904年9月20日、日本初のドイツ人学校として横浜で創立されました。当初は借家で、3つの国籍からなる9名の生徒とともに始まりました。学校は大きな火災、1923年の関東大震災、そして二度の世界大戦を経験し、第二次世界大戦中には閉校を余儀なくされました。1953年12月1日、17名の生徒とともに再建され、1960年には初めてのアビトゥア(Abitur)合格者を送り出しました。1991年には横浜市都筑区の近代的な新校舎に移転し(当時の生徒数は約450名)、2010年頃にはさらに施設の改修が行われました。DSTYは現在、東アジアに現存する最古のドイツ海外学校です。
よくある質問
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaでは、どのようなカリキュラムを教えていますか?
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaは、ドイツ式カリキュラムを採用しています。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの年間学費はいくらですか?
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの年間学費は、学年によって異なりますが、¥1,650,000~¥1,900,000(JPY)です。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaでは、学費以外にどのような費用を見込んでおく必要がありますか。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaでは、授業料のほかに登録料75,000円、預り金650,000円がかかります。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの入学条件はどのようなものですか。
DSTYへの入学には、原則としてドイツ語で授業を行う学校への在籍歴と、十分なドイツ語力が求められ、これは学校で実施される語学評価によって判定されます。出願締切は特に設けられておらず、通年で出願を受け付けています。定員に達した際にウェイティングリストを設けるのは、幼稚園(Kindergarten)のみです。授業はすべてドイツ語で行われるため、英語力に関する特定の要件はありません。
Deutsche School Tokyo Yokohamaはどこにありますか? Deutsche Schule Tokyo Yokohamaは日本の関東地方、東京都にあります。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaは日本の東京にあります。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaでは、何歳から入学できますか?
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaは、3歳から18歳までの生徒を受け入れています。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの生徒数は何人ですか?
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaには、20以上の国籍を持つ約510名の生徒が在籍しています。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの生徒対教師の比率はどのくらいですか?
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaの生徒対教師比率は7.6:1です。
Deutsche Schule Tokyo Yokohamaにはスクールバスはありますか?
はい、Deutsche Schule Tokyo Yokohamaはスクールバスサービスを提供しています。DSTYは東京・横浜の広範囲をカバーする複数のルートでスクールバスを運行しています。バスはリアルタイムシステム(Buscatch)で追跡できるため、保護者は到着時刻や遅延状況を確認することができます。運行は平日の朝と午後に行われます。
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最終更新: 2026/05/01
出典: 学校公式サイト、認定機関(IBO・CIS 等)、公開情報。