インターナショナルスクール · デイスクール(通学制)

東京インターナショナルスクール
Tokyo International School
東京, 日本
最終更新: 2026/05/01
Tokyo International School(TIS)は、東京都心の南麻布エリアに位置する共学のIB World Schoolで、70か国以上から集まる約460名の生徒が在籍しています。PYP、MYP、DPからなるIBの全課程を提供しており、学業面での厳格さとともに生徒一人ひとりの心身の健やかな成長を大切にする、活気にあふれたインクルーシブなコミュニティを築いています。TISは、家庭的な雰囲気、探究型の教育方針、そして特定の国籍に偏らない真の意味での多文化的多様性で知られています。同校はIB、CIS、NEASCの認定を受けており、国際基準の教育の質を追求する姿勢を体現しています。
- カリキュラム
- IB PYP / IB MYP
- 年間授業料
- ¥2,850,000 - ¥3,150,000(2025-2026年度)
- 生徒数
- ~460
- 国籍数
- 70+
概要
Tokyo International Schoolは、東京都に位置し、5歳から15歳までを対象としたIB PYP、IB MYPの国際学校です。2000年に設立され、70以上の国籍を持つ約460名の生徒が在籍しています。授業言語は英語で、EALサポートも利用可能です。年間...
概要ハイライト
際立った多様性 — 70以上の国籍が在籍し、特定の文化に偏らないよう厳格な人数枠を設定。学年ごとの定員は最大22名
厳格な英語要件 — 保護者のうち少なくとも1名が流暢な英語を話せることが条件で、EALサポートは提供されないため、日本人家庭の入学が制限される傾向
家族面接が重要 — 保護者も生徒と同じくらい厳しく評価され、IBの探究型学習理念への理解と共感を英語で示す必要あり
新設された完全な進学パス — 2025-26年度にGrade 11、2026-27年度にGrade 12を開設し、初のIBディプロマ取得者は2027年6月に卒業予定
多様性を優先したローリング入試 — 明確な出願締切はないものの、国籍別の定員枠があり、学年構成のバランスによって補欠合否の見通しが立てにくい点に留意
学費
年間授業料
¥2,850,000 - ¥3,150,000(2025-2026年度)
出願料
¥400,000
デポジット
¥900,000
初年度概算総額
¥4,450,000
学年別授業料
| 学年 | 年間授業料 | 出願料 | デポジット |
|---|---|---|---|
| 幼稚園~グレード2 | ¥2,850,000 | - | ¥900,000 |
| 3年生~5年生 | ¥2,900,000 | - | ¥900,000 |
| 6年生~9年生 | ¥3,050,000 | - | ¥900,000 |
| 10年生~11年生 | ¥3,150,000 | - | ¥900,000 |
その他の費用
入学金
¥300,000
カリキュラムと教育
授業言語
授業言語
必修 / 選択
認定・加盟団体
3 件入学案内
入学概要
TISへの入学には、直近の成績証明書、教師による内密の推薦状、そして保護者のうち少なくとも1名が英語に精通していることを証明する書類の提出が必要です。合否は基準を満たしているかどうかと空席状況に基づいて判断され、クラス編成は言語、国籍、性別のバランスを考慮して構成されます。定まった合格率は設定されておらず、条件を満たす応募者であっても、すぐに空きがない場合は順位のない「待機プール」に登録されることがあります。
入学要件
幼稚園~小学5年生, 6年生~11年生
英語要件: 上級英語
面接必須 (対面)
重要日程
学年は8月下旬に始まります。第1学期はおおよそ8月下旬から12月中旬までです。
学校生活
- 学期制
- 3学期制
- 制服
- なし
サポート・ウェルビーイング
- 学習支援
- あり
課外活動
15 件チームスポーツ(2)
個人スポーツ(3)
音楽(1)
学校独自の活動(9)
施設
15 件スポーツ・体育施設(3)
学習施設(2)
芸術・パフォーマンス(2)
学校独自の施設(8)
アクセス
交通アクセス
白金高輪駅(東京メトロ南北線/都営三田線)
南麻布キャンパス
徒歩 11 分
キャンパス
メインキャンパス
南麻布キャンパス
〒106-0047 東京都港区南麻布2-13-6
Schoozy インサイト
TISの中心にある、子ども一人ひとりを大切にするIB教育
TISは、IBの継続的なカリキュラムの中心に全人的な成長を据え、真に多文化的なコミュニティの中で、学業の厳しさと身体的・情緒的・創造的な成長とのバランスを大切にしています。
もっと見る
教育理念
Tokyo International School(TIS)は、その教育プログラム全体を、子ども一人ひとりを全人的に育てる という原則に基づいて構築しています。これは、学力・身体・情緒・創造性のすべての側面を対象とする考え方です。学力の向上をそれ自体の目的として捉えるのではなく、TISはそれを、生徒のウェルビーイングと本質的な成長へのより広い取り組みの一側面として位置づけています。
この理念は、国際バカロレア(IB)の全課程 を通じて実践されています。幼稚園から中等教育の初期段階までのプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP)、Grade 9までのミドル・イヤーズ・プログラム(MYP)、そしてGrade 10~11のディプロマ・プログラム(DP)(Grade 12への拡大も予定されています)です。それぞれのIBプログラムは探究型学習 を軸に構成されており、TISではこれは、生徒が知識を受動的に受け取る存在ではなく、自ら知識を構築していく主体的な学び手であることを意味します。
TISの教員には、学びを目的意識のある、個々に合わせたもの にすることが求められており、定期的で効果的なフィードバックが特に重視されています。この学習者中心の姿勢は、好奇心、挑戦する姿勢、そして振り返りといった、IBの学習者像(IB Learner Profile)の特徴を大切にしています。制服のない校風と、70以上の国籍が集まる多様な生徒構成は、個々のアイデンティティが尊重され、称えられる文化をさらに強めています。
学校の3つの核となる価値観——信頼(Trust)、インスパイア(Inspire)、支援(Support)——は、生徒・教員・家庭の間の関係性を支えています。カウンセリングチームが社会的・情緒的な健やかさをサポートし、スクールナースが校内で心身のケアを提供しています。TISは、安心感と支えを感じられる子どもほど学びが深まるということを明確に認識しており、ウェルビーイングを支える体制を、学業の提供と切り離せないものとしています。
TISならではの特色は、そのIBの理念が、単一国籍が中心ではない、真に国際的なコミュニティと結びついている点にあります。特定の国籍が多数を占めることがないため、生徒たちは異文化理解を、カリキュラムに付け加えられたものとしてではなく、日々の生活の中で自然に育んでいきます。これは、1995年の創立当初から、学校の創設者たちが意図していたことでもあります。
保護者の想いから始まった学校が、IBの先駆者へ:TISの歩み
1995年にIB Japan Ambassadorのツボヤ・イクコ氏によって設立されたTISは、単一のプリスクールから、東京都内3つのキャンパスを構えるK–11のIB継続校へと、30年にわたって発展してきました。
もっと見る
創立と草創期
Tokyo International Schoolの起源は1994年 にさかのぼります。当時、IBジャパン・アンバサダー兼国際バカロレア機構アジア太平洋地域ディレクターを務めていた坪谷ニュウエル郁子氏が、東京に幼稚園を開設したことがきっかけでした。その動機はごく個人的なもので、自身の子どもたち、そして日本の首都に暮らす他の外国人家庭のために、理想的な教育環境をつくりたいという思いからでした。
学校は1995年 に正式に開校し、間もなくIBのフレームワークへの取り組みを本格化させました。1996年 には、TISは日本で最初にIBプライマリー・イヤーズ・プログラム(PYP) を導入した学校の一つとなり、PYPがまだ世界的にも黎明期にあった時期にIBワールドスクールとしての認定を取得しました。続いて2002年 にはMYPが導入され、IBの継続的な教育プログラムが中等教育へと拡張されました。
キャンパスの変遷
TISは東京の目黒/白金 エリアで開校しました。1990年代後半から2000年代初頭にかけて生徒数が増加するにつれ、当初の校舎では手狭になり、2004年 に田町 へと移転しました。それから10年後の2013年8月、TISは現在の南麻布キャンパス(港区南麻布2-13-6)を開設しました。ここは屋内体育館、屋外グラウンド、ロッククライミングウォール、アートスタジオ、テクノロジー設備を備えた、都市型に合わせて改修されたキャンパスです。
成長と今後の展望
生徒数は、2016年頃の約380名 から、現在では70か国以上 の国籍を持つ460名 を超える規模にまで成長しました。学校は現在、次なる大きな移転計画を進めています。それは、高輪ゲートウェイ駅に近い大規模な都市再開発プロジェクトである高輪ゲートウェイシティ への移転で、TISの次なる成長の章にふさわしい、目的に応じて設計された新施設の提供が期待されています。
30年にわたり、TISはIB教育、国際的なコミュニティ、そして全人教育というアプローチに対する創立以来の理念を守り続けてきました。この一貫性は、創立者の変わらぬビジョンを今なお映し出しています。
真の国際性:70以上の国籍、特定の民族に偏らない多様な環境
TISには70カ国を超える国々からの生徒が在籍しており、特定の国籍が多数を占めることがありません。大使館が集まる港区という土地柄も相まって、表面的なものではなく構造的に多様性が根付いている、稀有な環境がここにあります。
もっと見る
真の多様性に支えられたコミュニティ
TISの最も特徴的な点の一つは、国際色の本物らしさ にあります。一部の国際学校では特定の1、2カ国の国籍が生徒の大多数を占めることもありますが、TISでは約460名の生徒が70カ国以上 の出身国を代表しており、特定のグループが突出することはありません。この構造的な多様性は偶然の産物ではなく、意図的な入学方針と、東京の大使館街である港区 という立地の両方によって生み出されているものです。
TISの家庭の多くは、東京に拠点を置く大使館や外資系企業 とつながりがあり、流動性が高く国際的な視野を持つ保護者コミュニティを形成しており、学校への関与度も総じて高い傾向にあります。保護者には英語力の証明が求められ(少なくとも片方の保護者が通訳を介さずに英語でコミュニケーションできることが条件です)、これにより国際的なコミュニケーション規範が浸透した学校コミュニティが形成されています。
入学選考とクラスバランス
TISは入学選考プロセスの一環としてクラス構成 を積極的に管理しており、空きのある定員を埋める際には、言語背景、性別、国籍、学業面のプロファイルのバランスを考慮しています。在校生の兄弟姉妹には優先的な配慮がなされます。このような入念な入学方針により、単に応募順に受け入れるのではなく、多様性を意識したクラス編成が実現されています。
すぐに空きがない場合、条件を満たす応募者は(順位付けされたウェイティングリストではなく)待機プール に登録され、適切な空きが生じた際にそこから選ばれます。これは、バランスの取れた意図的なコミュニティづくりに対する学校の姿勢をさらに反映するものです。
EAL(追加言語としての英語)と文化的サポート
生徒の言語的多様性を踏まえ、TISでは追加言語としての英語(EAL) に対する手厚いサポートを提供しています。これには、クラス内での個別対応、少人数グループでの指導、専門的な学習リソースの提供などが含まれます。こうした支援体制により、新しく入学した生徒も学業面・社会面でスムーズに溶け込むことができ、コミュニティの温かい雰囲気がさらに強化されています。
基準による入学選考:順位付けされたウェイトリストなし、保護者の英語力必須
TISは成績表、教師の推薦、保護者の英語力、クラスの構成バランスなど、総合的な基準に基づいて入学者を選定しており、条件を満たすウェイトリストの家庭については、順位付けされた待機列ではなくプールとして管理しています。
もっと見る
TISの入学選考の仕組み
Tokyo International Schoolの入学選考は、他校でよく見られる試験重視型や先着順の方式とは大きく異なります。TISでは、すべての学年において基準に基づく総合的な選考 方式を採用しています。
必要書類
- 過去2年分の学校の成績証明書(幼稚部/Grade 1への応募者は1.5年分)
- 現在通っている学校からの担任教師による内密の推薦状
- 保護者のうち少なくとも1名が英語に堪能である こと(通訳なしでコミュニケーションが取れること)を証明するもの
クラス編成における考慮事項
書類によって選考資格が確認された後、TISは在校生の構成状況を踏まえて、以下の観点から応募者を評価します。
- 言語的背景のバランス
- 男女比のバランス
- 国籍の多様性
- 学力プロフィールの組み合わせ
すでにTISに在籍する生徒がいる家庭には、兄弟姉妹優先枠が設けられています。
面接および選考テスト
書類選考が完了し、空きがある場合には、面接または選考テストが必要となる場合があります が、これは全員に一律に課されるものではなく、状況に応じたものです。
待機プール
TISでは、順位付けされた待機リストは運用していません。その代わりに、選考資格を満たしているものの即時入学が難しい応募者は、待機プール に保持され、適切な空きが生じた際にそこから選ばれます。プール内での優先順位は、空きが発生した時点で上記のクラス編成要素に基づいて決定されるため、応募日だけで家庭の順番が保証されるわけではありません。
保護者の英語力に関する条件
学校からの連絡、行事、保護者参加の活動はすべて英語のみ で行われます。TISでは、保護者がこの点に問題なく対応できることを明確に求めており、日常的な連絡に関して通訳を用意することはありません。この方針は、国際的なコミュニティに向けた英語教育校としてのTISのアイデンティティを反映したものです。
このような入学選考モデルは、人数の多さよりもコミュニティとしての一体感 を重視するものであり、バランスの取れた、真に国際的な生徒集団を目指すTISの姿勢を支えています。
都会にありながら心通うキャンパス:TIS南麻布での学校生活
港区の閑静な住宅街に位置するTISは、都心にありながらコンパクトな敷地の中に体育館、アートスタジオ、ロッククライミングウォールを備え、活発な課外活動プログラムを展開しています。
もっと見る
南麻布キャンパス
TISが2013年8月から本拠地としているのは、港区 南麻布2-13-6です。港区は東京でも国際色豊かな地域のひとつで、白金高輪駅(東京メトロ南北線・都営三田線、徒歩約11分)からもほど近い立地です。周辺は落ち着いた住宅地で、都心にありながら静かな雰囲気に包まれています。
スポーツと体育
都市型のキャンパスながら、TISは充実した体育施設を備えています:
- バスケットボールやバレーボールに対応した屋内体育館
- アスレチックトラックを備えた屋外グラウンド
- ロッククライミングウォール――問題解決力と身体的チャレンジを促す、TISならではの特色ある設備
- 各学年の体育授業を支える体操器具
一年を通じてスポーツ・アクティビティプログラム が実施され、競技志向のものからレクリエーション目的のものまで幅広い選択肢が用意されています。なお、TISには屋内プールがなく、水泳の指導は校外で行われているとみられます。
芸術とパフォーマンス
TISはパフォーミングアーツの文化が根付いた学校です。学校では以下のような行事が開催されています:
- Artscape――全校規模で行われる年次美術展
- 演劇フェスティバル――生徒による演劇作品を披露する場
- 合唱フェスティバル――学校の音楽行事の中でも特に注目される催し
これらのプログラムを支えるため、アートスタジオ、音楽室、演劇用のパフォーマンススペースが用意されています。放課後に行われる課外活動プログラムKPASSでは、通常の授業時間外に芸術・スポーツ・学習面での充実した機会が提供されています。
テクノロジーと図書館
図書館・メディアセンター と専用のICTラボ が、IBプログラム全体における自主的な調べ学習とデジタルリテラシーの育成を支えています。
今後の展望
TISは、高輪ゲートウェイ駅に隣接する大規模な都市再開発エリア高輪ゲートウェイシティ への移転を発表しています。新たに整備される施設により、学校の収容能力とプログラムの提供範囲が大きく拡大することが期待されています。
入学審査を徹底解説
TISは多様性のバランスを重視したローリング入試(出願順の随時選考)を採用しており、保護者が英語を流暢に話せることが求められます。EAL(英語補習)のサポートはなく、家族面談と多文化への適応力を重視した選抜プロセスとなっています。
もっと見る
入学案内の概要
Tokyo International Schoolは、明確な出願締切を設けないローリング・アドミッション(随時入学選考)方式 を採用しています。各家庭はOpenApplyシステムを通じて年間を通じて出願でき、空き枠が生じた時点で選考が行われます。この柔軟なスケジュールにより、東京へ転居してくる家庭はいつでも出願が可能ですが、一般的には早めに出願する方が入学枠を確保できる可能性が高くなります。
出願プロセスとタイムライン
キンダーガーテンの入学選考
翌年度入学を希望するキンダーガーテンの候補者は、1月から2月に実施される非公式な選考「プレイデート」 に参加します。このグループセッションでは、教師が子どもたちの社会的な関わり方や発達の準備状況を観察します。東京以外に在住していて現地参加が難しい家庭については、ビデオ評価を代替手段として提出することができます。
Grade 1〜11の入学選考
小学部・中高等部については、TISは年間を通じて出願を受け付けています。学力または言語能力の評価は、必要と判断された場合、かつ入学枠が特定された後にのみ実施されます。つまり、家庭はあらかじめ出願を完了させることができますが、正式な評価は生徒のプロフィールに合った空き枠が出た時点でのみ行われます。
主な入学選考基準
年齢に関する要件
TISは、厳格な年齢基準(8月31日時点の最低年齢)に基づいて学年ごとに生徒を受け入れています。例えば、キンダーガーテンへの入学には入学年度の8月31日時点で満5歳以上であることが必要で、Grade 11まで同様の年齢基準が適用されます。
入学選考における重要な要素
入学判断は複数の観点から総合的に検討されます。
1. 学年集団の多様性とバランス
TISは、多文化的な特色を維持するため、特定の国籍の生徒数を明確に制限しています。460名以上の生徒が70以上の国籍を代表し、特定の文化的グループが優位を占めることのない構成を保つため、学校は以下を慎重に管理しています。
- 文化的・言語的多様性
- 男女比のバランス
- 学習ニーズの分布
このような多様性を最優先する方針により、資格を満たす応募者であっても、入学が学年集団の構成バランスを崩すと判断された場合には、ウェイトリストに回される可能性があります。
2. 英語力
TISは厳格な英語要件を維持しています。
- 保護者のうち少なくとも一方が、流暢な英語を話し、書けること
- 保護者は通訳を介さずに英語で学校とコミュニケーションを取れること
- フルタイムでの英語補習(EAL:English as an Additional Language)サポートを必要とする生徒は、国籍に関わらず入学を認められません
この方針は特に日本人家庭に大きく影響します。TISは、日本人生徒には国内に他の就学選択肢があると考えているため、すでに英語に堪能な子どものみが競争力を持つことになります。
3. 空き枠の有無
各学年の生徒数は最大22名に限られているため、入学枠は極めて限られています。学校はほぼ満員の状態で運営されており、タイミングと適合性が極めて重要になります。
選考・面接プロセス
生徒の評価
多くのインターナショナルスクールと比較して、正式な生徒テストは最小限です。キンダーガーテンの候補者は、遊びを通じたグループ選考の中で観察されます。年齢の高い生徒については、学力評価が必要と判断された場合——通常は空き枠が特定された後——にのみ実施されます。
家族面接:保護者にとっての「入学試験」
家族面接は入学選考の中で最も重要な要素 です。TISは教育を学校と家庭のパートナーシップと捉えており、保護者との価値観の一致が不可欠とされています。面接の際、保護者には以下が求められます。
- 通訳なしで流暢に英語でコミュニケーションできること
- TISの教育理念が自分たちの教育方針に合っている理由を説明できること
- IBの探究型学習への理解を示すこと
- 多様性やコミュニティへの参加に対する理解と共感を表明すること
独自の分析では、このプロセスは実質的に「保護者にとっての入学試験」であると評されており、家族としての適合性は生徒の資質と同じくらい重視されます。英語で流暢にコミュニケーションが取れない、またはTISの価値観との一致を示せない保護者は、入学を得られる可能性は低いといえます。
選考プロセスとウェイトリスト
選考の厳しさ
TISは非常に選考基準が厳しい学校ですが、合格率は公表されていません。学校は、上述の学年構成のニーズや多様性の優先事項に基づいて出願者を選ぶ権利を明確に留保しています。
兄弟姉妹の優先
兄弟姉妹がすでに在籍している応募者には優先的な検討 が行われますが、英語力や家族面接の要件を含む、すべての標準的な入学基準を最初に満たす必要があります。兄弟姉妹がいるという事実だけでは、入学は保証されません。
ウェイトプール(従来型のウェイトリストではありません)
TISは、先着順のウェイトリスト方式を採用していません。代わりに、完成した出願書類は「ウェイトプール」に入り、必要とされる多様性のプロフィールに合った空き枠が生じた時点で生徒が入学を認められます。これは以下を意味します。
- 待機時間は予測できません
- 早く出願したからといって、早く入学できるとは限りません
- 生徒のプロフィールが、その時点の学年構成のニーズと一致している必要があります
必要書類
出願者は以下を提出する必要があります。
- これまでの学校の成績表・報告書(キンダーガーテンの場合、通っていた保育園・幼稚園が報告書を発行しない場合は教師による評価書)
- 家族のパスポートまたは在留資格を証明する書類
- 健康診断書・予防接種の記録
- TISの入学案内ガイドラインに基づく詳細な出願書類
以前の学校が成績表を発行しない場合、代替の評価または標準化されたテストの提出を求められることがあります。
実際に入学しているのはどのような生徒か
理想的な候補者
入学に成功する応募者には、通常以下のような特徴があります。
- 国際的な海外赴任家庭 の出身であること(企業の海外赴任に伴う家庭が多い)
- 母語レベルまたはそれに近い英語力 を有していること
- 多文化的な経験(複数の国での生活経験)を持っていること
- 保護者が学校コミュニティの活動に積極的に参加していること
- 進歩的で探究型の教育理念に価値観が合致していること
日本人家庭にとってのより高いハードル
日本国籍の生徒は、国際的な特色を維持するため「限定的な範囲でのみ」受け入れられています。日本人の応募者は以下を満たす必要があります。
- すでに流暢な英語力を有していること(EALサポートは提供されません)
- 海外からの生徒よりも高い競争基準を満たすこと
- 明確な国際的背景、または説得力のある多様性への貢献を示すこと
学校の公式な方針では、英語サポートを必要とする日本人生徒は、国内に他の就学選択肢があるとみなされるため、入学を認められないとされています。
タイムラインに関する留意点
年間の入学サイクルを設けている学校とは異なり、TISには以下の特徴があります。
- 固定の出願締切はありません(ローリング方式)
- キンダーガーテンの選考: 翌年度分について1月〜2月に実施
- 選考結果の通知時期: 空き枠の状況や学年構成のニーズによって変動します
- 入学手続きの確認: 通常、内定通知から数週間以内に必要となります
競争状況
TISは合格率を公表していませんが、以下の要素から選考の厳しさがうかがえます。
- 各学年最大22名という定員が、限られた入学枠を生み出しています
- 多様性を保つための国籍別の制限があります
- 厳格な英語要件により、多くの応募者が対象外となります
- 家族面接のプロセスが、文化的な適合性をふるいにかけます
- 東京都心という一等地にあることから、需要が非常に高くなっています
出願戦略に関するヒント
家庭としては以下を心がけるとよいでしょう。
- ローリング方式であっても早めに出願する こと——早期の出願は認知度を高めます
- 家族面接に向けてしっかり準備する こと——英語で教育的価値観を説明する練習をしておきましょう
- 多文化的な背景を強調する こと——国際的な経験は出願を有利にします
- 多様性を重視する方針を理解する こと——国籍による制限がタイミングに影響することがあります
- バックアップの選択肢を持っておく こと——ウェイトプールの待機時間は予測できません
重要な留意事項
TISが「そうではない」もの
- 語学サポート校ではありません: 初心者向けのEALプログラムはありません
- ニーズブラインド(経済状況を考慮しない選考)ではありません: 奨学金制度はなく、学費を負担できることが前提となります
- 日本人向けの学校ではありません: 日本国籍の生徒の在籍数を制限しています
- 受験対策重視の学校ではありません: 進歩的なIBの理念に基づき、試験対策中心ではありません
Grade 12に関する注意点
TISがGrade 11を開設したのは2025-26年度が初めてで、Grade 12は2026-27年度に開設予定です。これにより学校はK-12の完全な教育過程を提供することになりますが、DP(ディプロマプログラム)の卒業実績についてはまだ歴史的なデータがありません。
まとめ
TISの入学選考では、従来の学力指標よりも多様性、英語力、そして家族としての適合性 が重視されます。この選考プロセスは非常に厳しいものでありながら、関係性を重視した プロセスであり、学校と家庭とのパートナーシップが重んじられています。入学の成功には、生徒本人の資質だけでなく、国際的で探究型の教育の価値観に対する保護者の理解と一致が求められます。英語でのコミュニケーション要件を満たせない、または多文化的なコミュニティのあり方に共感できない家庭は、他の学校を検討することをお勧めします。
大学進学分析
TISは2025-26年度に初のIB Diplomaコースを開講し、最初の卒業生は2027年に卒業予定です。そのため、大学進学実績のデータはまだございません。
もっと見る
概要
Tokyo International Schoolは、大学進学実績に関して独特の過渡期にあります。同校が高校課程を完全な形で提供し始めたのはごく最近のことで、Grade 11は2025-26学年度に開設され、Grade 12は2026-27年度に開設予定 です。TISで初めてIBディプロマを取得する生徒たちが卒業するのは2027年6月 となります。したがって、現時点では公表された大学進学統計、進学先一覧、奨学金受給実績などは存在しません。
ディプロマプログラムの現状
TISは2024年にIBディプロマプログラム(DP)実施校として正式認定を受けました。この拡張以前は、同校はGrade 10まで(ミドル・イヤーズ・プログラムの修了まで)の生徒を対象としていました。Grade 11・12の新設は大きな節目であり、TISをK-10のプレパラトリースクールから、IBディプロマを授与できる完全なK-12機関へと変貌させるものです。
2025-26学年度現在、TISでは初となるGrade 11の生徒たちが在籍し、2年間のDPカリキュラムに積極的に取り組んでいます。これらの生徒たちが2027年に課程を修了した際、同校にとって初の正式な卒業生となります。
大学進学カウンセリングプログラム
過去の進学実績データがないにもかかわらず、TISは大学進学・キャリアカウンセリングに関する包括的な体制を整え、生徒の出願プロセスを支援しています。
体制とスケジュール
TIS Career & University Counseling チームは早くもGrade 9 から生徒との関わりを始め、卒業後の目標に向けた4年間のロードマップを作成します。この早期スタートにより、カウンセラーは生徒がDPの履修科目選択、課外活動、標準テスト対策について十分な情報に基づいた判断ができるよう支援します。
このプログラムではGrade 11からMaiaLearningプラットフォーム を活用し、大学リサーチ、出願管理、ポートフォリオ作成のためのデジタルツールを生徒に提供します。この体系的なアプローチにより、すべての生徒がそれぞれの志望に沿った個別指導を受けられるようにすることを目指しています。
理念と目標
TISは、大学進学カウンセリングが従来型の4年制大学への進学のみを目的とするものではないことを強調しています。同校は「すべての生徒の次のステップ」を支援することにコミットしており、それには以下のような選択肢が含まれます。
- 従来型の大学進学
- ギャップイヤープログラム
- 直接就職への道
- 職業訓練・専門技術教育
- その他の進路選択肢
こうした柔軟なアプローチは、生徒集団の多様な国際性を反映したものであり、70カ国以上の国籍を持つ生徒たちが、出身国、ビザの状況、個人的な目標に応じて、卒業後にまったく異なる進路を歩む可能性があることを踏まえたものです。
大学との接点と提携関係
進学実績データはまだ得られないものの、TISは生徒に世界の高等教育機会を知ってもらうため、海外の大学との関係構築に積極的に取り組んできました。
大学関係者による訪問
近年、TISは複数の地域にわたる大学から入試担当者を招いています。
- 北米:アメリカ合衆国およびカナダの大学
- アジア太平洋地域:シンガポール、香港、オーストラリアの大学
- 今後の展開計画:同校はイギリス、ヨーロッパ大陸諸国、韓国、日本の大学との接点をさらに増やす意向を示しています
こうしたキャンパス訪問により、生徒は入試担当者と直接対話し、プログラムや出願要件について質問し、「存在すら知らなかったかもしれない」大学について理解を深めることができます。
NCAAおよび専門的な進学指導
カウンセリングチームは、大学レベルでのスポーツ活動を志望する生徒への支援体制も整えており、競技スポーツプログラムを持つアメリカの大学を志望する生徒のためのNCAAレベルのサポート も含まれています。これは、同校が複数の専門的な入試ルートに対応する体制を構築していることを示しています。
想定される進学傾向
同校の生徒構成やプログラム体制を踏まえると、進学実績データが公表された際には、以下のような傾向が見込まれます。
地理的な多様性
TISの真に国際的な生徒集団(70カ国以上の国籍を代表)を考えると、卒業生はあらゆる主要地域の大学へ進学する可能性が高いと考えられます。同校が北米、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの大学との接点構築を明確に重視していることから、進学先が特定の一国・一地域に集中するのではなく、世界的に分散すると見込まれます。
IBディプロマの強み
IBディプロマは世界中の大学で認知されており、TISの卒業生には出願戦略において高い柔軟性がもたらされます。生徒たちは以下のような進学先に十分対応できる立場にあります。
- アメリカのリベラルアーツカレッジや研究大学
- イギリスの大学(ただしUCASの出願スケジュールはアメリカのプロセスと異なります)
- カナダの大学
- オーストラリアの大学
- IB資格の認知を高めつつあるアジアの大学
- 英語による課程を提供するヨーロッパの大学
DP導入以前との比較
高校課程の拡張以前、多くのTISの家庭はGrade 10修了後に進路の転換点を迎えていました。TISでMYPを修了した生徒たちは、一般的に以下のような進路を辿っていました。
- 既存のDPプログラムを提供する東京の他のインターナショナルスクールへの転校
- 中等教育を修了するための母国への帰国
- 海外のボーディングスクールへの入学
- 日本の高校への進学(日本国籍の生徒の場合)
このパターンは、TISが実質的に「フィーダースクール」あるいはプレパラトリースクールとして機能し、Grade 10の修了生が最後の2年間のためにさまざまな学校へ分散していたことを意味します。第三者による分析では、一部の家庭が低学年のうちは「トップクラスのプレップスクール」としてTISをあえて選び、その後別の学校への転校を計画していたことも指摘されています。
新設されたDPプログラムはこの構図を根本的に変えるものであり、家庭がTISに卒業まで在籍し続けられるようになり、中等教育途中での転校に伴う混乱がなくなります。
情報の空白期間とスケジュール
入学を検討されているご家庭は、大学進学実績に関するあらゆる情報が、2027年卒業クラスが出願・進学プロセスを完了するまで判明しない ことをご理解いただく必要があります。以下のような有意義なデータは、
- 生徒一人当たりの平均合格数
- 国・地域別の合格分布
- 難関大学への合格実績
- 奨学金・特待生に関する統計
- IBディプロマのスコア分布と平均点
初めての卒業生が卒業する2027年6月以降にならないと得られません。
その後の年度(2028年卒業クラス、2029年卒業クラスなど)でさらにデータが蓄積され、同校が傾向やベンチマークを確立できるようになります。一般的に、学校が複数年にわたる意味のある進学傾向を確立するには、3~5期の卒業生を要するとされています。
入学を検討されているご家庭へのポイント
初期のDPコホートに属することになる生徒の入学を検討されているご家庭は、以下の点を踏まえることをお勧めします。
-
先駆け的な立場を理解する:初期の卒業生たちは、世界中の大学入試担当部門におけるTISの評価を築いていく存在となります
-
カウンセリング体制を評価する:進学実績のデータはないものの、カウンセリングプログラムの構成、MaiaLearningプラットフォームの活用、大学との関係構築の取り組みは、同校の本格的な取り組み姿勢を示しています
-
より広いIBネットワークを考慮する:TISのIB認定校としての地位により、生徒たちは世界中の既存のIB実施校の生徒たちと同じ、世界的に認知されたディプロマを取得することになります
-
個々の要因を見極める:優れた学業成績、明確な卒業後の目標、出願プロセスへの家庭のサポートがあれば、学校の進学実績に関わらず生徒は成功を収めることができます
-
必要書類への対応を計画する:ご家庭は、志望大学が求める形式で、成績証明書、推薦状、中等教育レポートを学校が提供できる体制にあるかどうかを確認しておくことをお勧めします
まとめ
Tokyo International Schoolの大学進学実績は、これから最初の記録が刻まれるまっさらな状態にあります。同校は2027年の初めての卒業クラスに向けて、包括的なカウンセリング体制を構築し、国際的な大学との関係を育んできました。過去のデータがないことは不確実性を意味する一方で、完全なK-12のIB教育を提供するために拡張してきたTISの大きな投資を映すものでもあります。入学を検討されているご家庭は、この発展段階にあることを、PYPおよびMYPプログラムにおける同校の確立された強みと照らし合わせて検討する必要があり、進学実績が明らかになるのは2027年6月以降であることをご理解いただく必要があります。
校風とコミュニティ
多様性に富んだ生徒構成(70カ国以上の国籍を持つ生徒が在籍し、特定の文化が突出することのない環境)に加え、保護者コミュニティの結びつきも強いのが特徴です。探究型のIBの教育理念のもと、インクルーシブで家族のような雰囲気の中、子ども一人ひとりの全人的な成長を重視しています。
もっと見る
生徒構成と多様性
Tokyo International Schoolは、卓越した文化的多様性によって際立っています。同校には約460名以上の生徒が在籍しており、70以上の国籍 を代表しています。さらに、特定の国籍や文化が生徒構成の中で優位を占めることがないよう、明確な方針が定められています。この多様性は偶然の結果ではなく、意図的なものです。TISの入学基準には「文化的多様性」と「言語的多様性」が明示的に重要な選考要素として含まれています。
学校はこの国際的なバランスを保つため、特定の国籍からの生徒数を積極的に制限しています。例えば日本国籍の生徒は、非常に厳しい選考のもとでのみ受け入れられ、しかもすでにネイティブレベルの英語力を有している場合に限られます。この方針は、TISが現地化することなく、真に国際的な特色を維持することへのコミットメントを反映しています。
クラス規模は意図的に小さく設定されており、各学年最大22名 という人数により、多様なコミュニティの中でも生徒同士の緊密な関係を築くことができます。地理的な集中もコミュニティの結束を高めており、家庭の約70%は近隣の港区に在住しているため、多くの生徒が自分の足で歩いたり自転車に乗ったりして通学しています。
教育理念と価値観
TISはTrust(信頼)、Inspire(触発)、Support(支援) という中核的価値観に基づいて運営されており、これらの原則は生徒自身との協働によって作り上げられたものです。同校のミッションは、「学業面、身体面、感情面、創造面において子ども全体」を教育することを重視しており、全人的なウェルビーイングと意味のある学びに専念する枠組みの中で実践されています。
探究型のIB教育法は、日々の学校生活のあらゆる場面に浸透しています。教員は構造化された探究の手法、意図的な指導実践、そして定期的で効果的なフィードバックを取り入れています。生徒の主体性や自己調整力は、学びのスキルとして明示的に指導されています。このアプローチは「目的意識を持ち、個別化され、意図的である」と表現されており、従来の丸暗記型学習を超えて、概念に基づいた理解へと向かうものです。
生徒たちの声は、この理念が実践されていることを物語っています。あるGrade 8の生徒は、多文化的な環境について「異なる文化や視点をより受け入れ、理解できるようになる」と語っています。また別の生徒は「友達はとても親切で、いじめは一切ありません」と学校の雰囲気を称賛しています。複数の生徒がTISをより伝統的な学校と比較し、「ただ勉強するだけ」ではなく「本当に楽しく」「たくさんのことに挑戦できる」場だと述べています。
コミュニティの雰囲気と保護者の関わり
同校が育んでいるのは、保護者と生徒がこぞって「大家族」のようだと表現する雰囲気です。この緊密なつながりは、学校の規模の小ささと、意図的なコミュニティづくりの取り組みの両方に由来しています。
TIS Family Community(TFC)
すべての保護者は自動的に、学校のPTAにあたるTIS Family Communityの一員となります。TFCは非常に活発に活動しており、以下のような取り組みを行っています。
- 新入生サポート:オリエンテーションプログラムや、新しく来た家庭へのバディファミリーの割り当て
- 文化的な催し:毎年恒例のCherry Blossom Fair(桜祭り)や多文化フェスティバル
- 社交活動:日本酒の試飲会、ランニンググループ、太鼓、カクテルイブニングなど、保護者主導のクラブ活動
- ボランティアの機会:図書室アシスタント、教室でのサポート、遠足の付き添いなど
- 募金活動:学校の設備やプログラムを支援するためのイベント
TFCは、駐在員家庭の生活が流動的であること――家庭が「頻繁に入れ替わる」こと――を理解した上で、新しく来た家庭を迅速に迎え入れ、また転出していく家庭を送り出す活動に力を入れています。保護者たちはTFCの活動が学校生活のハイライトだと語っており、離任の際には、その社交的な側面を「本当に恋しく思う」と述べる声もあります。
保護者への期待
TISは保護者による意味のある関わりを期待しています。学校からの連絡を十分に理解し参加するためには、少なくとも保護者のうち一人が流暢な英語を話し書けることが求められます。入学面接は実質的に「保護者の入学試験」として機能しており、英語力だけでなく、学校の価値観との整合性、多文化学習への理解、そしてコミュニティ活動への参加意欲も評価されます。
このパートナーシップモデルにより、保護者には以下のようなことが期待されます。
- 通訳を介さず、英語で教員と効果的にコミュニケーションを取ること
- IBの探究型アプローチを理解し、支援すること
- 学校行事やボランティア活動に参加すること
- 信頼、触発、支援という学校の価値観を体現すること
生徒サポートとウェルビーイング
TISは、生徒のウェルビーイングのために包括的なサポート体制を整えています。
転入サポート
新入生には、専用の適応支援が提供されます。
- 現在在籍している生徒とのバディペアリング
- 生徒の入学前における教員側の準備
- 学校の日課やルールへの段階的な慣らし
幼稚園への応募者は、選考のためにインフォーマルなグループ「プレイデート」に参加します。これは正式な評価ではなく、プレッシャーの少ない社会的観察として設計されています。
学習サポート
専任のLearning Support Teamが、特定の学習ニーズを持つ生徒に対して個別対応を行っていますが、受け入れ可能な人数は利用可能なリソースに応じて制限されています。入学時にフルタイムのEAL(英語を第二言語とする生徒向けの追加言語支援)を必要とする生徒は受け入れていませんが、その他の入学基準を満たしつつ英語力が発展途上にある生徒向けに、限定的なEALサービスが用意されています。
安全と児童保護
すべてのスタッフは、雇用の必須条件として警察による身元確認を受けています。学校は厳格な児童保護方針とプロトコルを維持しています。
課外活動
アクティビティとクラブ活動
TISでは充実した課外プログラムが提供されており、15:30~17:30に行われるほとんどの活動は追加費用なしで授業料に含まれています。提供内容は以下の通りです。
- 芸術:音楽、演劇、美術、文化活動
- STEM:ロボティクス、コーディング、科学クラブ
- スポーツ:バスケットボール、バレーボール、サッカーなど、「TIS Tigers」というスポーツプログラムを通じて実施
- 文化活動:太鼓、言語クラブ
外部委託の専門指導者(バレエ、合気道やテコンドーなどの武道、個人音楽レッスンなど)による活動のみ、別途費用がかかります。
スポーツ
TIS Tigersは、中等部生徒を対象としたKanto Plain Associationの大会に出場しています。学校は「全員参加」の方針 を採っており、生徒がチームから外されることはないため、技能レベルにかかわらず幅広い参加機会が確保されています。
体験学習
遠足や宿泊を伴う体験学習は、プログラムの中核をなしています。
- 全学年を対象とした定期的な日帰り遠足
- Grade 3以上:宿泊を伴う教育旅行(行き先には白馬、奈良、金沢などが含まれます)
- Grade 6以上:毎年冬に実施されるスキーキャンプ
- Grade 10:海外文化研修旅行(直近の行き先はタイ)
これらの体験はカリキュラムの各単元と結び付けられており、学問的な学びとコミュニティづくりの両方を重視しています。
延長保育
低学年(幼稚園からGrade 5まで)の生徒向けに、「Beyond The Bell」プログラムが18:30まで監督付きの保育を提供しており、延長時間を必要とする家庭に対応しています。また、学年終了後には3週間の夏期プログラムも実施されています。
文化的な雰囲気と生徒の視点
TISのウェブサイトで紹介されている生徒たちの声は、一貫して受容、包摂、そして積極的な関わり というテーマを強調しています。多文化的な環境の中で、生徒たちは背景が大きく異なる仲間たちと日常的に交流することを通じて、抽象的な授業ではなく日々の経験を通して共感力や文化的な理解を身につけています。
ある生徒は「本当に包摂的で協力的です」と語っています。また別の生徒は、以前通っていた学校と比較して「韓国の学校ではただ勉強するだけでしたが」、TISでは「たくさんのことに挑戦できます」と述べています。これは、学業の厳格さと、創造性、探究心、そして社会性・情緒面の発達とのバランスを取る文化を示唆しています。
探究型アプローチのもと、生徒たちはプロジェクト、展示発表、調査活動などに協働で取り組むことが多くなっています。「構造化された探究」の枠組みは、単に何を学ぶかだけでなく、どのように学ぶかを生徒に教えるものであり、自己調整、振り返り、メタ認知といった、個々の教科の枠を超えて活かせるスキルを育んでいます。
コミュニティに関する考慮事項
特に相性の良い家庭
TISのコミュニティは、特に以下のような家庭に適しています。
- 海外赴任中のグローバルに移動する駐在員家庭
- 英語に堪能な保護者 で、IBの進歩的な教育方針に抵抗のない家庭
- 多様性 や多文化的な経験を重視する家庭
- 東京都心(特に港区や渋谷区)に居住する都市部の家庭
- 学校コミュニティに積極的に参加できる保護者
ミスマッチの可能性
以下のような場合は、この校風が合わない可能性があります。
- 匿名性や、保護者の関与を最小限に抑えたいと望む家庭
- 伝統的で試験重視の教育方針を好む家庭
- 広大なキャンパス設備(大きな校庭やプールなど)を期待する家庭
- 英語で流暢にコミュニケーションを取ることに抵抗のある保護者
- 主に日本語による指導を求めている家庭
学校に在籍する駐在員家庭の流動性が高いため、コミュニティでは入れ替わりが頻繁に発生します。これは、常に新しい視点がもたらされるという豊かさをもたらす一方で、転居によって友人関係が中断されるという難しさも伴います。
新しい高等部設立によるコミュニティへの影響
2025~26年度にGrade 11、2026~27年度にはGrade 12が開設されることに伴い、コミュニティは変化を遂げつつあります。これまでは、多くの家庭がGrade 10修了後に生徒を転校させ、他校で高等部の課程を修了させていました。新設されるIB Diploma Programmeにより、家庭は卒業までTISに在籍し続けることが可能となり、コミュニティの安定性を高めるとともに、同校にとって初めてとなる本格的な卒業生ネットワークの構築につながる可能性があります。
Grade 9から始まる大学進学カウンセリングプログラムは、北米、アジア、ヨーロッパをはじめとする世界各国の大学とのつながりを構築しており、TISの国際的なコミュニティとしての特色を保ちながら、卒業生をグローバルな高等教育への道筋へと導いています。
総費用分析
初年度費用は一時金を含め470万〜490万円で、年間授業料は学年により300万〜360万円です。奨学金制度はなく、Corporate Contribution Programのみ利用可能です。
もっと見る
総費用の分析
Tokyo International School(TIS)は学費に基づいて運営される教育機関であり、費用体系は透明である一方、その負担額は決して小さくありません。在籍期間全体を通じて発生する必須費用と追加費用の両方を把握することで、初めて財政的な全体像が見えてきます。
一回限りの入学関連費用
新規に入学する家庭は、入学許可を得た時点でまとまった初期費用を支払う必要があります。
- 申請料:¥30,000
- 登録(入学承諾)料:¥400,000
- 開発(施設拡充)料:¥1,000,000
- 初年度一回限り費用の合計:¥1,430,000
これらの費用は返金不可で、入学を確定する際に支払う必要があり、初年度のみ適用されます。開発料は、学校施設の維持・改善のための資本的な負担金という位置づけです。
学年別の年間学費
2026-27学年度の年間学費は、学年帯によって異なります。
| 学年 | 年間学費 | 支払い構成 |
|---|---|---|
| K~Grade 2 | ¥3,300,000 | ¥1,240,000 + ¥930,000 + ¥930,000 |
| Grade 3~5 | ¥3,400,000 | ¥1,280,000 + ¥960,000 + ¥960,000 |
| Grade 6~9 | ¥3,500,000 | ¥1,320,000 + ¥990,000 + ¥990,000 |
| Grade 10~12 | ¥3,600,000 | ¥1,360,000 + ¥1,020,000 + ¥1,020,000 |
これらの学費は、学校年度(8月~6月)の中で3回に分けて支払われ、支払期限は通常5月、10月、1月に設定されています。年ごとのわずかな増額は通常のコスト上昇を反映したもので、2025-26年度の学費は各学年帯でおよそ¥200,000~¥300,000低く設定されていました。
追加で必須となる費用
施設費
すべての学年に対して、年間¥200,000の施設費 が適用されます。これは施設の維持・運営に充てられるもので、学費とは別に毎年支払う必要があります。
技術関連の要件
Grade 6以降は、TISの仕様を満たす個人用ノートパソコン を家庭側で用意する必要があります。これはモデルや仕様により¥100,000~¥200,000以上の追加投資となるのが一般的です。より低学年の生徒は、学校が提供する教室内のデバイスを使用します。
制服
Lower School(K~Grade 5)の生徒は、オンラインショップを通じて別途購入する制服を着用します。承認されたカラーオプションの中から家庭が選択します。Upper School(Grade 6以降)では制服はなく、スマートカジュアルの服装規定に従います。制服費用は様々ですが、成長期の子どもの場合、年間およそ¥30,000~¥50,000程度が一般的です。
オプションだが利用者の多い費用
通学手段
スクールバスは利用可能ですが、任意です。
- 片道利用:年間¥280,000
- 往復利用:年間¥380,000
家庭の約70%は近隣の港区に住んでおり、生徒は徒歩や自転車で自主通学しているため、この費用を回避しています。一方、より遠方に住む家庭にとっては、スクールバスはほぼ必須のサービスとなっています。
昼食プログラム
TISには食堂がありません。家庭では弁当を持参するか、教室配達に対応したKiwi Kitchen のケータリングサービスを契約するかを選択します。食事代は1食あたり平均¥600~¥800で、毎日利用する場合は年間で約¥100,000~¥140,000となります。学校側では、持参した弁当のために冷蔵庫と電子レンジの利用が可能です。
放課後の延長保育
Beyond the Bell(K~Grade 5対象)の放課後プログラムでは、18:30まで見守りサービスを提供しています。
- 年間無制限プラン:¥260,000(2026-27年度)
- 単発利用:1回あたり¥2,000
これは任意ですが、働く保護者にとっては非常に有用なサービスです。なお、15:30~17:30に実施される課外クラブ・活動は学費に含まれており、追加費用は発生しませんが、外部委託の専門講師(武道、個人の音楽レッスンなど)による指導は別途課金されます。
教育旅行
Grade 6~9は毎年、冬季の宿泊型研修に参加し、Grade 10は海外文化研修(直近ではタイへ)に参加します。これらの校外活動には交通費・宿泊費が別途発生し、事前に案内があった上で、旅行ごとに支払う形になります。
初年度の総費用予測
2026-27年度に新規入学するKindergartenの生徒の場合:
- 学費:¥3,300,000
- 施設費:¥200,000
- 一回限りの費用:¥1,430,000
- 初年度合計:¥4,930,000
Grade 6~9の生徒の場合:
- 学費:¥3,500,000
- 施設費:¥200,000
- 一回限りの費用:¥1,430,000
- ノートパソコン:約¥150,000
- 初年度合計:¥5,280,000
オプションサービス(往復バス¥380,000 + 昼食¥120,000 + 放課後保育¥260,000)を追加すると、初年度費用はさらに¥760,000増加する可能性があります。
継続年度の費用(在籍中の生徒)
初年度以降は、繰り返し発生する費用のみを支払います。
- 基本学費:¥3,000,000~¥3,600,000(学年により異なる)
- 施設費:¥200,000
- オプションサービス:¥400,000~¥760,000(バス、昼食、放課後保育を利用する場合)
- 年間費用の目安:¥3,600,000~¥4,560,000
経済的支援について
内部の奨学金制度はなし
TISは明確に次のように述べています。「TISはいかなる種類の経済的支援も一切提供しません。」 成績優秀者向けの奨学金、経済的困窮に基づく給付金、兄弟姉妹の学費割引などは一切ありません。すべての家庭が公示された全額の費用を負担する必要があります。
Corporate Contribution Program(CCP)
唯一の経済的支援の仕組みは、日本のCorporate Contribution Program です。これは、参加企業が従業員の子どもの教育費用を負担するために、税control控除対象となる寄付を行う制度です。CCPの下では:
- 企業は従業員に費用を返済するのではなく、TISに直接寄付を行います
- 支払いは事業費として処理されるため、重い個人所得税を回避できます
- TISは入学金・学費をカバーする「corporate scholarships(企業奨学金)」を発行します
- 日本国内の20校以上のインターナショナルスクールがこの制度に参加しています
- 利用の条件として、勤務先企業がこの制度に参加していることが必要です
このプログラムは、勤務先がCCPへの加入を提供している海外赴任家庭にとって大きなメリットとなり、企業側にとっては実質的に教育費が非課税となる一方、家庭側の自己負担費用を減らす、あるいはゼロにすることが可能になります。
他校との比較
TISの学費は、東京のインターナショナルスクールの中で中堅上位クラス に位置づけられます。
- 中堅クラスの学校:年間¥2.2M~¥2.9M(Malvern College Tokyo、Shinagawa International など)
- TISの学費帯:年間¥3.0M~¥3.6M
- プレミアムクラスの学校:年間¥4.0M~¥4.5M以上(ASIJ、British School Tokyo など)
都心という立地、フルIBカリキュラムの提供、そして包括的なプログラム内容が、エントリーレベルのインターナショナルスクールに対するプレミアム価格を正当化しつつも、トップクラスの学校よりは費用を抑えた位置づけとなっています。
支払い条件
在籍中の生徒については、前年度の5月中旬までに1年分の学費全額の支払いが必要です。新規入学者には、入学許可の通知とともに支払いスケジュールが案内されます。すべての支払いにおいて銀行振込の証明書類が必要です。標準的な3回分割払い以外の支払いプランや延長支払いは用意されていません。
予算計画に関する推奨事項
TISへの入学を検討する家庭は、以下を目安に予算を組むことをお勧めします。
- 初年度:¥5.0M~¥5.5M(一回限りの費用と通常の追加費用を含む)
- 2年目以降:年間¥3.5M~¥4.5M
- K-12合計(Kindergartenから入学する場合):13年間でおよそ¥45M~¥55M
これらの数字は、オプションサービスを程度に応じて利用し、通常のインフレ率を前提としたものです。企業からの支援やまとまった蓄えがない家庭にとって、TISへの入学は財政的に大きな負担となる可能性があります。学校側が経済的支援の代替手段を提供していないためです。
この学校はどんな方におすすめですか?
TISは、東京都心で多様性に富んだ探究型のIB教育を求める英語堪能な駐在員家庭に最適な学校で、保護者の関わりが活発な一方、経済的支援制度はありません。
もっと見る
理想的な生徒像
Tokyo International Schoolは、東京の中心部で総合的なIB教育を求める、グローバルに移動する英語話者の家庭にサービスを提供しています。同校の460名を超える生徒は70以上の国籍を代表しており、特定の文化が支配的になることはありません。TISはこの意図的な多様性のもとで発展しており、生徒たちが「より寛容になり、異なる文化を理解できるようになる」環境を作り出しています。
学業面での特徴
TISで力を発揮する生徒には、次のような傾向があります。
- 自発的な学習者:暗記よりも探究型・プロジェクト型の学びを楽しめる生徒
- 協働的な思考者:少人数クラス(各学年最大22名)や、生徒同士の親密な関係性に馴染める生徒
- 文化的好奇心のある 個人:多様な視点や国際的な経験に触れることに価値を見出す生徒
- 入学時点で英語が堪能 であること:同校は新規入学者向けの英語補習(EAL:English-as-an-Additional-Language)支援を提供していません
IBカリキュラムは、構造化された探究、生徒の主体性、自己管理能力を重視しています。生徒たちはこの環境を「本当に楽しい」と表現し、「たくさんのことに取り組める」機会があると語っており、より試験重視の教育システムとは対照的だとしています。このアプローチは、創造的な自由と概念的な学びの中で力を発揮できる子どもに向いています。
よく合致する家庭の状況
言語とコミュニケーション
最も重要な条件は、少なくとも一方の保護者が英語を流暢に話し、書けること です。これは譲れない条件です。保護者は通訳を介さず英語で教師や運営スタッフとコミュニケーションを取る必要があり、家族面接のプロセスは実質的に「保護者の入学試験」としてこの能力を評価するものとなっています。
日本人家庭に関しては、TISは厳格な入学制限を設けています。同校が受け入れるのは、すでに英語が堪能な日本国籍の生徒(多くは海外赴任からの帰国子女)に限られており、多様性を維持するために日本人生徒の入学数を明確に制限しています。EAL支援を必要とする日本人の子どもは入学を認められません。
職業・地理的背景
駐在員家庭 がTISコミュニティの中核をなしており、特に以下のような家庭が中心です。
- 国際企業、大使館、グローバルNGOに勤務している
- 東京での海外赴任期間が1〜5年である
- 東京都心部の区に居住している(家庭の約70%が港区在住)
- 都市生活やコンパクトなキャンパス施設に馴染みがある
同校の中心的な立地は、子どもが徒歩や自転車で自主的に通学することを望む家庭に適しています。北半球型の学年暦(8月〜6月)は、インターナショナルスクールのスケジュールや駐在員の契約とよく合致しています。
経済的な条件
中〜上位の所得層の家庭 であり、相当な年間費用を負担できることが求められます。
- 初年度の費用:4.7〜4.9百万円(一時金1,430,000円を含む)
- 2年目以降の年間授業料:学年により3.0〜3.6百万円
- 制服、ノートパソコン(Grade 6以上)、給食、任意サービスなどの追加費用
重要な制約:TISは経済的支援、成績優秀者向け奨学金、または経済状況に基づく支援を一切提供していません。唯一の財政支援の仕組みは、日本の企業拠出プログラム(Corporate Contribution Program:CCP)で、参加企業が税制優遇を受けながら従業員の子どもの授業料を負担する制度です。企業からのスポンサーシップがない家庭は、全額を自己負担する必要があります。
教育理念との合致
以下のような価値観を持つ家庭に適しています。
- 子ども全体の成長(学業、身体、情緒、創造性)を重視する
- 伝統的な試験重視の指導よりも進歩的な教育手法 を評価する
- 学校コミュニティの行事、ボランティア活動、TIS Family Community(保護者会)への積極的な参加 を望む
- 宗教や特定国のカリキュラムに縛られない、世俗的で国際的な視野 を持つ教育を求める
学年段階ごとの考慮事項
幼児期から中学校まで(K〜Grade 10)
TISはKindergartenからGrade 10までの生徒を対象とした実績のあるプログラムを有しており、IBの初等教育プログラム(PYP:Primary Years Programme)と中等教育プログラム(MYP:Middle Years Programme)を完全な形で提供しています。この年齢層であれば、成熟した、十分に確立されたプログラムを見つけることができるでしょう。
高校(Grades 11-12)
IBディプロマプログラム(DP)は新規に認定を受けたばかりで、以下のスケジュールとなっています。
- Grade 11は2025-26年度に開始
- Grade 12は2026-27年度に開講予定
- 初の卒業生は2027年6月に見込まれている
重要な留意点:現時点でIB試験のスコア、大学進学実績、卒業生の進路に関する公開データは存在しません。高校生を入学させる家庭は、実質的にTISの高等部プログラムの先駆者となります。同校は大学進学カウンセリング体制を整備しており、世界各国の大学関係者を招いてはいますが、大学進学に関する過去の実績データはまだ存在しません。
実証済みの高校進学実績を求める家庭は、TISのDPプログラムが成熟するのを待つか、実績のある学校を検討することをお勧めします。
TISが適さない可能性のあるケース
言語の壁
- 英語を流暢に話せる保護者がいない家庭
- 子どもに英語力の育成が必要な日本人家庭
- 英語でのコミュニケーションや面接に対応できない保護者
経済的な制約
- 経済状況に基づく financial aid や奨学金を必要とする家庭
- 企業からの授業料補助や十分な個人資産を持たない家庭
- きょうだい割引を期待している家庭(入学優先はあるものの割引は提供されません)
教育に対する好み
- 探究型学習よりも構造化された試験重視型 のカリキュラムを好む生徒
- 外部試験に向けた集中的な受験対策 を求める家庭
- 従来型の成績評価 や競争的な順位付けの仕組みを望む家庭
- 最小限の関与を望む保護者(TISは積極的なコミュニティ参加を期待しています)
施設・プログラムへの期待
- 広大な運動場やプール、屋外スペースなど大規模なキャンパス施設 を重視する家庭
- 寮生活 を求める家庭(TISは厳密に通学制の学校です)
- 日本語での指導、または日英バイリンガル指導を望む家庭
- 手厚い学習支援 や特別支援教育サービスを必要とする生徒(TISはリソースが許す範囲でのみ受け入れます)
文化・コミュニティ面での要因
- 均質な文化的環境 を好む家庭
- グローバルに移動する家庭による生徒の入れ替わりの多さ に抵抗がある家庭
- 宗教教育 や信仰に基づく価値観を求める保護者
- IBではなく、純粋な特定国のカリキュラム(アメリカ式、イギリス式など)を望む家庭
選考プロセスの実際
TISの入学選考は非常に選抜的であり、以下の点に基づいて行われます。
- 学年集団の多様性のバランス(文化、言語、性別、学習ニーズ)
- 空き枠の有無(先着順のウェイティングリストはありません)
- 家族面接での評価(保護者の英語力と価値観の合致度を評価)
- 学年に見合った生徒本人の準備状況
きょうだいの応募者には優先権がありますが、それでも標準的な選考基準をすべて満たす必要があります。同校は、クラス全体の構成を高める応募者を選ぶ権利を明確に留保しており、これは、条件を満たす家庭であっても、現在の多様性のニーズに合わない場合は合格通知を受け取れない可能性があることを意味します。
まとめ:TISに理想的な家庭像
Tokyo International Schoolが最も適しているのは、次のような英語が堪能な駐在員家庭(あるいは国際的な経験を持つ日本人家庭)です。
- 進歩的で探究型のIB教育を重視する
- 本物の文化的多様性とグローバルな視野を大切にする
- financial aidなしで年間3〜4百万円以上を負担できる
- 結びつきの強い学校コミュニティへの積極的な関与を望む
- 東京都心部またはその近郊に居住している
- コンパクトな都市型キャンパスに抵抗がない
- 子ども中心で楽しい学びの環境を求めている
これらの条件に当てはまる家庭にとって、TISは70以上の国から集まった生徒たちが少人数クラスで熱心な教師のもとに共に学ぶ、温かい「家族のような」雰囲気を提供します。全人的な成長、生徒の主体性、国際的な視野を重視する同校の姿勢は、文化的な意識を持ち、自信に満ちた学習者が育つ環境を生み出しています。
この人物像に当てはまらない家庭——特にfinancial aidを必要とする家庭、英語力に不安がある家庭、または従来型の教育アプローチを好む家庭——は、TISが自分たちのニーズやリソースに合っているかどうか、慎重に検討することをお勧めします。
学校について
- 創立年
- 2000
ミッション
Tokyo International Schoolは、東京都心において在留外国人コミュニティにサービスを提供する、優れたインターナショナルスクールです。私たちは、多様な文化的背景を持つコミュニティに向けて、質の高い革新的な教育を提供しています。
教育理念
TISは、生徒一人ひとりを中心に据えた国際的なコミュニティの中で、学業、身体、感情、そして創造性のすべての面から子どもの全人的な成長を支えることを教育の根幹としています。総合的なウェルビーイングと意義ある学びの実現を目指し、学びは目的を持ち、個々に合わせたものであるべきだと考えており、探究学習と、定期的で効果的なフィードバックを重視しています。
コアバリュー
信頼、鼓舞、支援
よくある質問
東京インターナショナルスクールのカリキュラムは?
IB PYP、IB MYPを提供しています。
東京インターナショナルスクールはIBワールドスクールですか?
はい、東京インターナショナルスクールはIBワールドスクールとしてIB PYP、IB MYPを提供しています。
東京インターナショナルスクールの年間授業料は?
年間授業料は¥2,850,000〜¥3,150,000(JPY)で、学年により異なります。
東京インターナショナルスクールの授業料以外の費用は?
授業料のほかに入学金 ¥400,000、デポジット ¥900,000が必要です。
東京インターナショナルスクールの入学条件は?
TISへの入学には、直近の成績証明書、教師による内密の推薦状、そして保護者のうち少なくとも1名が英語に精通していることを証明する書類の提出が必要です。合否は基準を満たしているかどうかと空席状況に基づいて判断され、クラス編成は言語、国籍、性別のバランスを考慮して構成されます。定まった合格率は設定されておらず、条件を満たす応募者であっても、すぐに空きがない場合は順位のない「待機プール」に登録されることがあります。
東京インターナショナルスクールの所在地は?
東京(日本)に所在しています。
東京インターナショナルスクールの対象年齢は?
5歳から15歳までの生徒を受け入れています。
東京インターナショナルスクールの生徒数は?
約460名の生徒が在籍し、70カ国以上から集まっています。
東京インターナショナルスクールの生徒対教員比率は?
生徒対教員比率は7:1です。
東京インターナショナルスクールにEAL/ESLサポートはありますか?
はい、EAL(英語追加言語)サポートを提供しています。
関連するスクール一覧
比較・学費・ランキング
最終更新: 2026/05/01
出典: 学校公式サイト、認定機関(IBO・CIS 等)、公開情報。